夏休みも終わり、親戚の学生たちはみな通学の日々。
ちょっと静かな日常が戻ってきました。

夏休みの最後の頃、アルバイトで貯めたお金で木材を買い込み、縁台を作りはじめた高校生のＹ君。
休み中に仕上げようとせっせと仕事に励んでおりましたが、８月も終わりに近付いたある日、ほとんど宿題に手がついていない事を母親に見つけられ、大変な事に・・・・・

ぎりぎりに宿題を終わらせたＹ君、すぐに学校が始まってなかなか縁台作りに手をつけられない日が続いていましたが、やっと完成。

ちゃんと腐食防止材も塗り、蚊が多いので蚊取り線香置きの台もつけ、Ｙ君自慢の作品です。
しかし、Ｙ君、せっせと縁台に木材を打ち付けています。

いぶかしげにＹ君のおばあちゃんが何をしているか聞きました。

Ｙ君『座るところを補強しているんだよ。だって、縁台でお茶を飲む時に、おばあちゃんもくるでしょ？
この辺りで一番重たいのはおばあちゃんだからね。』
おばあちゃん『あらっ・・・・・』