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カテゴリ:旅
おとぎ話のように 母から聞いていた 母方の家の没落話 おばあちゃんが17歳の頃(1923年) 家は没落 その家にはお駕籠(かご)やお姫様がお出かけするときに 日よけにつかう透けた薄い着物があったとか。 おばあちゃんは、 家からひと山こえて海で牡蠣をとってその場で食べて その味が忘れられないって言ってたそうな。 大人になって 戸籍を辿れば もしかして、おばあちゃんの生家がわかる? と思い立ち平成8年 除籍謄本をつぎつぎに請求して取り寄せた。 おとぎ話のように聞いていた その話は 広島県賀茂郡 現在の呉市安浦町 平成9年 除籍謄本だけを頼りに母と一緒に安浦町を訪れました。 昔と今では地番が少し変わっていて 屋敷跡を確認することはできず・・・・ でも、偶然におばあちゃんの母方の親戚に行きあたり その方が、いろいろ調べてくださって、後に、お手紙をくださり、 今も墓があること、 その屋敷の井戸も今もあることが わかりました。 実際に行きたいと思いながら 平成9年から14年の歳月をへて 今年平成23年
家と家の陰になって わかりずらかったけれど お墓が見つかりました。 お墓の日付は慶応3年 江戸時代の終わりごろ 江戸時代の終わりごろ分家したことが 戸籍からわかっていたので 新しく慶応3年に墓をたてたのでしょう。 井戸が今もあるとのことだったので、 時代劇に出てくるような井戸を想像してましたが 実際は道路の端にあり、湧水がわいていました。 今もきれいなお水がわいてました。 墓のとなりのお家の方が おばあちゃんの家のことをご存じで 昔はこのあたりはすべて〇〇家の土地であったこと。 この井戸も水道が普及する前は このあたりの人が使わせてもらっていたとのこと。 没落したのは大正12年(1923年)=関東大震災の年。 そして 私が、ご先祖様のお墓にたどりついたのが2011年 東日本大震災の年。 88年の時が過ぎました。 (-||-)合掌
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