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南の島物語

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2014.09.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
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大型マグロを如何にして釣るか?。

これは簡単ではない。

大型と言っても、狙いに個人差があり、
まして、私のようにジギング(水中の釣り)に固執すると、
まずはジグを語らなければならないだろうか。

今まで、多くの釣りをしてきて、その中でマグロと対峙してきたが、
どんな釣り方がマグロに効くか?、それが大事とは思わない。

それは自分の拘りであり、それは、自分のキャリアが反映する。

キャスティングが好きなアングラーは、それだけキャスティングに拘り、
回数を熟せば熟すほど、それで釣り上げることに喜びを感じるだろう。

それは、泳がせ釣りでも、トローリングでも同じはずだ。


私がジギングに拘るのは、勿論ジギングで食わせた回数、
釣ったキャリア、そして、長年の試行錯誤があるからだ。


その昔、バーチカルなジギングにキャリアを磨いていた15年ほど前の話だ。

ミクロネシアのチュークに毎年のように釣行していた頃、
魚探も何もない現地のボートでマグロ釣りをした。

島と島の狭い海峡。その潮流の速い場所にマグロが入ると言う。
若干に鳥が飛び交うが、ナブラが湧くと言うほどではない。

そこで、水深も判らず闇雲にジャークを繰り返す。

潮の速さから、斜めにラインが出ていくので
100メートルほどラインを出してジャークを繰り返すと、
直ぐにヒットしたのが20キロ余りのキメジだった。

何本か釣ったが、大型のバラしもあった。

それが、ベイトタックルにべベルジャーク(斜め曳き)で釣った
始めてのマグロだったろうか。そして、僕のマグロジギングは其処から始まったのだ。

そして、そのスタイルが、私のマグロジギングの基だろうか。


やがて、八丈島に6基のパヤオが設置される。

同じように、100メートルほどラインを出し、ジャークを繰り返すと、
(実際には水深で40メートルぐらいだろうか)
同じように食ってくる。

ただ、難しいのは、その5メートルから50メートルの水深、水面下の棚を、
ルアーを出来るだけ遠くに流し、長い距離を幅広く曳くことだろうか?。

それはフィールドによってまるで潮の速さが違うのだから、
ジグの重さや形状、ジャークの仕方などの違いも出る。

そして、そう云った浅い棚を釣るテクニック。ジグ操作。試行錯誤。

そして、それは今も続いている。


竜飛のマグロ釣行は、7年前に100キロオーバーのマグロを釣って以来、
毎年続けている(台風で中止した以外だが)。

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(9時間15分はのファイトで、相当の体力消耗だった)



ただ、その頃に比べると、職業船が増え、遊漁船が増え、プレジャーボートが増え、
以前とは全く違うかも知れない。

イカや、フクラゲなどを泳がせる釣り、引き縄船、樽流し船、
そして遊漁の殆どはキャスティングだろうか。

一般的な遊漁の場合は、その殆どはキャスティングゲームだが、
ボイルが盛んな時は、それは猛スピードで忙しく走り回る。

しかし、それ以外は、鳥が騒ぎ、魚が湧くまでは、
ただただ水面を眺め、ボートは海面をプカプカ漂うだけだだろうか。

ただ、私が言いたいのは、そんなボイルが無かったり、
鳥が、魚が騒がない状態でも、其処には魚がいると云うことだ。

いやいや、水面下には、表層に出る数倍のマグロの群れが泳ぎ回っているだろう。

その事を考えると、私の言うジギング、ベイトタックルのジギングに優位性があるかも知れない。

だからこそ、ただただ、海を眺める時間があるなら、
出ないからと言って、タイ釣り、ブリ、ワラサ釣りなど、
タックルを落して時間を割くぐらいなら、私はロッドを振り続ける。


それが、私のマグロジギングであり、この釣りは、
私に限らず、誰にでも可能性があると云う事だ。

諦めず、粘り、やり続ける事が、限りなく可能性を広げる。



何回も言うが、このマグロジギングは水面直下にある。

べベルジャーク、フラップジャークの引き出しを広げ、
その5メートル~50メートルの範囲を、広く、
大きく探れるテクニックとジグを求められるのだ。
(決して、そのゾーンにだけいると云う意味では無く、
パヤオ等はもっと深場にいることもある)

ある程度の大きさと、動きを演出できるシルエットと、
鉄ジグよりもさらにグラインドしながら、大きくスイミングするジグ。

そして、何よりも、そのタックルを振り続ける、体力、精神力だろうか。


そして、まだまだ先がある。

年齢的には細っていく私だが、それでも向上心を捨てず、求めていきたい。

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最終更新日  2014.09.09 06:30:18
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