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南の島物語

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2014.09.21
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カテゴリ:釣りと音楽
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与那国釣行の準備。


台風のコースに一喜一憂。


9/24の最終便で八丈島を発ち、翌日羽田から那覇経由で与那国の予定だ。


ところが台風16号。


当初の予報は沖縄から南九州。太平洋岸を通って24日頃には伊豆七島だ。


これはヤバイ。でも、コースが変わってきた。


中国大陸に上陸、其処から東に向かいと日本海通過かも知れない。


何とか行けそうだね~。



そこでジタバタだが、4つのリールのラインを巻きかえる。


前回の、竜飛のマグロ釣行は、
20メートルから60メートルレンジに絞った、斜め曳きのジギング。


100キロ狙いなので、PE10号、リーダー200ポンド。ラインはギリギリ400メートル近く。



しかし、今回の与那国は、打って変って300メートルレンジのディープジギング。


この水温が高い時期のカンパチは、深場なのだ。



そこで、PE5号の600メートル、6号450メートル、

リーダーはフロロの120ポンドと130ポンド。


全て、巻き替えなければならない。



ベイトジギングに拘る私だから、スタジオオーシャンマーク・ブルーヘブンL-120、
パワーギアを2台、ハイギア1台。


メタルジグはネーチャーボーイズ・スイムライダー(鉄ジグ)の420g。
ブギウォークの600gと800g。

ロッドはパームスのグランドスパイ。


勿論ジグは、なかなか商品になり難い重さなので、プロトだ。



私がいつも言う「切られるくらいなら、食わない方が良いっ!」だが、
けっこう太い、ヘビーなタックルと思われるが、これでも心もとない。



と言うのは、ディープなの、通常のジギングよりも。
ラインの撓みがあり、伸びもあるのだが、
しかし、カンパチは青物、根魚とは違う。

この場合はスローではなく、結構スピードで食わす釣りだけに、
ある程度はガンガン振ってジグを動かしたい。

しかし、PE5号程度だと、ジグの600~800グラムを激しく振り続けると、
ラインは伸びる、リーダーは伸びる、結束は究極まで締まる。

伸びが無く緩衝のないラインシスティムは、急速に強度が落ちるのだ。


その為に、3本のタックルを交互に使い、毎日リーダーを結び直さねばならないだろう。


与那国は過去の取材で30キロクラスを釣っているが、決して、
いつも行ってやり込んだ、知り尽くしているフィールドではないのだ。


狙いは50キロ超、大型に絞っている。


難しく厳しい釣りなるだろうから、心して懸らなければならないだろう。


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この取材は、エイ出版から発売される私のムック本だ。


大してテクニックがあるとは言えない私のジギングだが、
ただただ大物ねらいで、
「ジグは動かしてなんぼ」「狙いのサイズ以外は欲しがらない」「諦めない、止めない」。

70歳になる私のジギング人生、その生き様みたいな本になると思っている。


テクニックを磨ける、内容の深い本とは言い難いが、
来春発売の予定、楽しみにして頂きたい。












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最終更新日  2014.09.22 07:59:44
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