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南の島物語

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2021.12.31
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カテゴリ:音楽と旅と釣り

 2021年を振り返り、2022年に向けて。

 

勿論、考える事は多かった。

まして、3年前のアキレス腱断裂のダメージ。それは傷の痛みでは無く、心の痛みだろう。
70歳を超えたあたりから飲酒が過ぎるのか?腹回りが増える毎に体のキレがない。磯場では、足が上がらずスパイクを岩に引っ掛けたり、また目が衰えたのか暗闇では足場の目測を誤る。

ただ、ジギングなどのオフショアの釣りは、取材などでは多少の見栄を張りながら頑張ることは出来た。しかし、キツイ海外取材などの後、何時もより疲れが抜けない事に気付いてはいた。
でも、こんな自分の衰えをグダグダと述べるのも恥ずかしい。人によっては、とても聞いてられない話だろうか。まあ、来年に向けての話だから、今まで通り前を向き、明るい話題を述べた方が良いだろう。

昨年の嬉しい出来事。それは私の念願であった、今で言うサステナブル。釣り具の環境配慮。それは、私が常々言っている、釣り具販売でのプラスチックパッケージの排除。ルアーのロストを無くする事、釣り具のリサイクルの取り組みが1歩前に踏み出した事だろうか?。
今、世界は全てにおいて環境志向だ。TVなどのメディア報道。その良し悪しはあるが、やはり何かにつけ環境に対しての報道は増えている。世界的な、環境保護運動は、今や若者から子供達にまで、いわゆる次世代に向けての社会的な課題として語られる。まさに時代はSDGs(持続可能な世界を目指す)なのだ。

それは、日本の企業でも、大企業から、小さな企業まで取り組み、この環境配慮の企業テーマを無くしては生き残れない時代を目の前にしている。

釣りの業界も、今までのように口先だけの環境を叫ぶのではなく(簡単な釣り場の清掃などでお茶を濁す問題ではないのだ)、実際にパッケージなどの過剰包装、ルアーやジグ、シンカー等のリサイクル、そしてラインなどの無パッケージ化、回収とリサイクル(いわゆる計り売りなど)。それはメーカー、釣具店、ユーザー、皆で努力していく時代に入っているという事だ。そして、その事から、私の関わるネーチャーボーイズがメーカーとして取り組み。再生紙を使ったジグのパッケージや、メタルジグのリサイクル(リュースプロジェクト)を始めた事だ。

環境負荷の大きいと言われるレジャー産業の中で、特に釣りは、立ち入り禁止区域への侵入、釣り場のゴミなど、たびたび悪者として問題提起をされている。それだけに、是非に他のメーカーも追従して欲しい。

確かに体力の衰えは隠せない。そんな中で如何に次世代に何を残すか?。それが私の残す人生の仕事なのかも知れない。確かに、今まで以上にパワーのいる事かも知れないので、あくまでも身の丈の範囲だが、2022年、そして今後は、釣りに音楽に、未だ未だ私でなければ出来ないもの、其処に向かって頑張って行きたい。

 

音楽の方も、この年だが(来年で喜寿)マダマダ勉強する事が多い。ようやく自分のサウンドで打ち込みが出来るようになったが、このプロトゥールスの機能の半分も理解しているだろうか?。硬い頭だが、未だ伸びしろがあると思っている。も少し努力をしたい。皆さんにも、来年一年も少し期待をして欲しい。






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最終更新日  2021.12.31 19:37:00
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