根性と、泣き笑いが、2016年の締めくくり。
前回のブログでは、今年の釣りの総括みたいな話。 我ながら、ちょっと「鼻につく」真面目な話だった。 そこで、今回のブログは、泣き笑いで、話を締めくくる。 今年も大きな魚は釣れなかったが、それでもドタバタの楽しい釣りは毎度の事。 でも、終盤の取材は、振り返ると、涙が出るほどに辛かった。 まず、10月の小笠原の取材。200メートルレンジを、ディープローバーというNEWジグのテストも兼ね、意気込んでいた。 しかし、愛犬のコーギーが、このトコロ太り過ぎ、散歩中に足を痛めてしまう。仕方がない、抱えたら「ギグッ!、イテテテ」今度はオイラが腰を痛める。 それに、小笠原母島までの長旅、そしてジギングは痛み止め飲みながら。 これも、毎度のことだが、サスガにキツク、船の移動で横になったら、船上カメラマンのサントスが「パパ、横になるの珍しいね~、年だからね」なにお!クソ~。 1か月後、今度は三宅島のショアジギング取材。シケの中、三本岳に渡船。 おニューの靴を履いて、磯に降りる時、痛い腰を庇ってズルッ!。おっとっとっと、と左手で庇う。ドタっ、ゴキっ。転倒から左肘の打撲。 見栄を張って、それでも何事もなかったようにジギングを開始。チョットしか釣れず、そのまま終了。 戻って宿で食事。「平気平気、こんなの唾をつければ治るから」その夜はズキズキ痛み、翌朝は手の甲まで倍ぐらいに腫れる。 気遣う船上カメラマンのサントスにも見栄を張り,翌日も頑張るジギングで奮闘。しかし釣れず。 確かにスーパームーンの影響か?、島全体が驚くほどの低活性。 それでも、3日目もガンガン。さすがに釣れないので昼で終了。 翌日、八丈島に戻ると、その疲れからか、持病のメニエール病が出る。 僕とメニールは長い付き合い。これは、相撲をやっていた学生時代にからで、パンチドランカー的な後遺症。高速で目が回り出すと洗濯機状態。全く動けない。 ここ数十年は珍しい、3日間ぐらい寝たきり老人に(笑)。 そして12月のライブだ。さすがに座ったままのパフォーマンス。家内やメンバーは、いつ倒れるか?心配だったらしいが、そんなの見栄と根性だ。 そして、この数日後には、韓国に出かける。南部のジギングだ(釣りだと動けるから不思議だ)。風雨で1日しか出来ず。でも、沢山釣れて、とっても楽しかった。 しかし、此処にも大きな問題が。肘、肩、腰、頭、完治してない内の釣りだ、釣りをしている時は我慢だが、それ以外はゼイゼイハアハア、意識朦朧だ。 特にソウルから韓国南部は、移動が片道4時間ぐらい。そこからポイントまで、船の移動を含めると7時間は越える。実釣の4時間だったが、雨でずぶ濡れ。帰りは疲れ寒さで、ガクガク、アワワワ。翌日のホテルでは、あまりの寒さでマッコリ―のガブ飲み(体に良いわけない)。 更に更に、日本に戻って、12月中旬からの撮影があった。 そこで、さすがに「このままでは死ぬ~」と、絶対に行かないはずの病院へ。(オイラは、蜘蛛と病院は、大嫌いだ) でも、肘の傷は骨まで達していて、金具が4センチほど潜り込む状態。肘を庇うあまり、今度は肩が。血圧は198まで上昇。ただ、熱は下がって、メニエールは薬でスロー回転に。 何とか撮影も出来そうである。 船上カメラマンは「パパは痛点が、他の人より少ない」外科医のナベちゃんは「体力の自信過剰、鉄人だって?年を考えなさい」。むむむむ・・・。 そして、良いんだか悪いんだか。天候で釣りビジョンの撮影は延期。ただ、メーカーのカタログとフィッシングショー向けの撮影は強行。そして、不本意な部分もあったが、年末までの釣りはマズマズの形で終了。 (和歌山と沼津の太刀魚、釣りビジョンは天候で中止。それは、あまりの体調不良に神様は味方したかもしれない。本音はやりたかったが、欲を言ったらキリがない。) そして、来年発売予定、パパブランドの新製品。その撮影と写真撮りも、相当な手応えがあった。、 新しいロッドに、重いところのジグ、ライン、全ては完ぺきに近い仕上がり。そして、そのニュータックルがあったからこそ、この体調でも・・・って感じかな?。 体調以外は、全てにマズマズの締めくくりに。「終わり良ければ、全て良し」だろう。 まあ、来年は、この体調面の厄も落ちてくれるだろう。 それにしても、この2週間。毎日ウィスキー1パイとか、ビール1本とか、こんなに自粛した生活は、近年では、ほとんど無かったことで。(女房曰く、それでも飲んでるし~~) 見難いでしょうが、テストを終えた新しいブランド「THE KIDUPPERS」のロッドなど。新しいロッド「IRON WILL]5パワープラス、ベイト&スピニングと スローフラップ 4パワー ベイトロッドこれは、僕の念願である、パパとティーパ―&シェイプの島津氏のコラボレーションです。メタルジグは新しいジグ「DEEO LOVER」 200g~500gそれにアシストフック(パパフック)など。完璧に近い仕上がり、大いに期待してください。次回のブログでは、新しい僕のブランドの細かいスペックなどを紹介します。