おきらく主婦のたわごと

私、なんちゃってテニスを始めてとうとう一年たった。


最初はちょっと誘われてかるーい気持で行ってみた・・・



気がつけば人に負けて悔しかったのと楽しいので週３，４回という主婦にあるまじき行為。


最初は週一回だったものが・・・・夜にもやってんだ～、じゃあ、ちょっとだけ・・・


あ～うちの子どもの小学校でもやってるんだ～


あ～、お友達の看護師さんは休みが不定期で教室に参加できない？！

分かりました～！人を集めます～と私が暇人奥様に声をかける・・・


完全にはまってしまった。


そこに行けばただひたすらボールを追いかけ・・・

あっというまに２時間は過ぎてしまう。


なので。。。よく顔をあわせていても、プライベートな話しなんかしないのだ。


人には聞かれたくないこともあるし、必要以上にべったりするのもどうかと思うし・・・・


ベラベラくだらないことは話していても、どこかつれない自分がいる。


自分から誘ってどこかへ行こうともしない。



それでも、サークル内でお酒を飲む機会があれば行く。 ←　酒好き


普段あまり話さない寡黙な青年Ｈ君。


思えば、この子にはいろいろ教えてもらったな～。


寡黙なだけに一言一言ひびくものがあった。



「なんだかバタバタしてる！」

「もうちょっと、おちついて！」

「地に足がついてないような感じ！」　


これって生活面にも言えることだよな～～～。


へこむぞ！おいっ！！


これらを言われちゃったときには、彼が自分より若いのにえらくしっかりした子だと思えた。


実際、コーチとしては恐かった。



しかしお酒の席に何回か参加していくうちに、自分のことを話しはじめるＨ君。


Ｈ君はお父さんを亡くし現在お母さんと暮らしているのだと。


自分は自転車屋さんをやっている。


若いけど、本当に自分を見失わず真面目な青年だと思う。


「きょうだいはいないの？」と私。


「腹違いの兄弟が近くにいるけどね、つきあいはない。」



う・・・・やばっ。まずいことを聞いてしまった。

聞かれたくなかったろうに・・・

もう話しをかえよう・・・


そのあとＨ君がつけたす。


「きょうだいって言っても自分の親くらいの年齢だからね。」


「あ～、そうなんだ～」と流すように答える私。


べつに驚く話しではないのだが、言いたくなかったのではないだろうか・・・？！


真面目な子だから正直に言ったのかもしれないが・・・


私はこうやって人を傷つけているんだな～と思うと沈んでしまいそうになる。


もう立ち入った話しはやめよう。


心に誓うんだよね、その後は。




そして今日は夕方にドラッグストアで買い物をしているときに

前から人が来たのでスッと私がよけたら、その人が私の前に立ちはだかるではないか・・・


「ば～～～っ」


コートの下はすっぽんぽん～の人が驚かす、あの感じ。


どこの変質者かと思いきや～


なんとそこにはテニス教室で一緒のおじさんがいた。


練習中は下ネタ全開で、それに負けないでついていってる私。


気のいいおじさん。見た目は４０代後半。

実際は５０代後半だというから驚き。


「あ～っ！！びっくり～～！」と私。教室以外で会うことなどないから新鮮な感じだ。



「Ｍさん、先週はどうしたの～？いなかったじゃないですか～！」


「これだよ！」


足には包帯がまかれていた。捻挫らしい。


「そうなんだ～、おだいじに～。


あれ、お買い物？！　Ｍさんって、やもめちゃんですかぁ～？」


いつもの冗談のつもりで言ったのだが。。。。



「そう、おれ、やもめちゃん！」


「げっ、うそ！！」


「そっ、数年前に離婚したから。」


「・・・・・」


「シ～～ッよ！誰も知らないから。」



自分が冗談でふったことが、本当だったとは・・・

まったく私ってあほだ～～～。


誰にも言う気などない。言えないよ！


どうも、こういう重い話しを耳にしてしまうことが多い。


いつも冗談ばかり言う人に真面目な話しをされてしまうとはね～。


私のようにいつもバカな話しをしているヤツに、なんでそんな話しをするのか・・・・


うかつに聞けないものである・・・


自分で言うのもなんだが意外にも私は口が固い。


口数多いが内容はくだらない。


いつも自分か身内の話をしている。

ここの日記にかいているようなくだらないことだ。


人の話はしたくない。自分が言われてイヤな思いをしたことがあるから。


と偉そうに言っても本人にダイレクトで傷つけちゃうのは罪だよね・・・

もう、その話には２度とふれないで接していくつもり。



お付き合いというのはなかなか難しいものである。


つれないと言われてもつかず離れずでいくのがいちばんかもしれない。


夫にもつかず離れずでいるのがいいかもね～。



「おかあさんは仕事するようになったら僕、捨てられるんでしょ？」と夫。




それって、ちみの願望でしょーが！！




「心配しないで～。おとうさんを捨てないために働かないで家にいるから～（笑）」



ヒモ願望のある夫には耐えられない言葉だったかもしれない・・・・



うちで遣う気をどっかに捨ててしまった私。




夫よ、強くなれ！！耐えることに～～～