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同窓会・・・たのしみ~にしていた私。
20年ぶりくらいご無沙汰しちゃっている人もいる。 ちなみに私は過疎の生まれである。 卒業した小学校も中学校も今はない・・・ 「あなたの出た学校ってさ~、なくなるよねぇ~。 呪われてるんじゃないの~?!」 夫よ。過疎地なんだから仕方ない。 ちなみに実家は携帯電話がつかえない。 今の時代で、そんな忘れ去られたようなところがある。 私の家の天井に昔とんでもない住人がいた。 ガサガサ~ッ ねずみか?! いや、ねずみの足音はもう少しかわいい・・・ ある日私はその住人と目があった たまたま天井に作ってある戸棚をあけたところ 目があってしまったのだ・・ 相手もそうとう驚いたようでじっとこっちをみている。 私も負けるものか!と目をそらさないでじっとしていた。 暗闇に目がギラギラ。 ちょっと私が動いてしまったので、そいつはまた天井裏へと逃げていってしまった。 捕まえちゃいけないんだよね・・・ 敵は天然記念物だから・・・ ちょっと言えない。天井裏にムササビが巣をつくっていたなんて。 夜に車で走れば何かが横切る。 ムジナだ・・・ 私の姉は仕事を終えて実家に帰る途中に血まみれの男の人に 道をふさがれた経験がある。 私なら驚いてひいてしまうかもしれないが ← 犯罪です 姉は冷静沈着であった。 車の窓をあけて 「どうかされましたか?」 と聞いたそうな。血まみれのおとこよりも、そっちの神経を疑ってしまう。 その男の人の話によれば自分は谷底に車でおちたのだが、もしかしたら 車の中に誰かがいるかもしれない・・・とあいまいなものだった。 「なんだかね、頭をうっていたみたいでね。 しばらく話しを聞いていたんだけど、後ろから人がいっぱいやってきて警察の人も来たから任してきたわ。」 まったく度胸のすわった女である。当時、姉は20歳そこそこ。 ハッキリ言って今の私よりも落ち着いている?! そんなことがあるくらいの山間部なのである。 私が子どもの頃に比べれば道も随分広くなって安全にはなったが・・・・ 横切るものはいまだにかわらない。 さすがに血まみれの男はいないな~(笑) 「だいたい、あそこ、人間があんまりいないでしょ?」 夫よ、ばかにするのもいいかげんにしろ! あんたの実家だって隣の市ではおいていかれちゃっているようなもんではないか・・・ 熊出没注意! 「くましゅつぼつちゅういってかいてあるんだよね~。」 小3の息子がさけぶ。 「あんた~、いつのまにそんな字、よめるようになったの?」 賢いの~!と心の中で賞賛。 「おかあさん、よく言ってるじゃない・・・」 そう、そんな看板実家までの道のりで3コくらい見かけた。 でも実際はまだ出ていないと思うのよね。 「熊だって出る場所、選ぶんじゃないの~?」 夫はどうも、私に殺されたいらしい。。。 そんな環境に育った私だから今回の中学校の同窓会はこじんまりとしたものだ。 学年18名。 県内にいないのは2名。 出席者14名というのが驚きだった。 みんな、どんなんなったのか・・・・ 風の噂では誰々がどうした、こうしたというのは聞くが・・・ 私は交流がほとんどなかったので、楽しみでもあり恐くもあった。 幹事である糸目のてっちゃんが迎えにくるまであと30分。 彼はどんなすてきな青年になったろうか・・・ 電話がかかる。 「あ、わたし、さちこ。今、家をでるね。」 あれ?!なんで?! あ、きっと糸目のてっちゃんが運転中でさっちゃんに電話かけさせたんだな?! 待ち合わせの場所へ行くと・・・ さっちゃんしかいないやんけ~! 「ひさしぶり~っ!!かわらないね~!! で、てっちゃんは?!」 「てっちゃんはみっちゃんを迎えに行くことになってるよ。」 あ、あれ?! 「その日は迎えにいってもいいよ。つかってやってください。」って言ってたあの言葉はなんだったの? なんか、すでによ~わからん。 でもお迎えがあったのはありがたい。 そして私はさっちゃんの車に乗せてもらって話しにはなを咲かせて会場にむかった。 今日はここまで~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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