|
カテゴリ:なんちゃってテニス
地元のなんちゃってテニスのメンバーは飲み会がとても好きである。
「私は行きたくないんだけどねぇ~。」と心にもないことを言っては夫と子どもを残し出かける。← 悪魔~ 試合があった後の反省会はもちろん、花見、忘年会、温泉一泊旅行、、、私がクラブにはいってまだ1年たたないが、けっこう誘われる。 「まだ子どもが小さいから一泊は無理です・・・」としぶしぶ断ることもあるが、小さい子がいる割には飲み会には参加している。 これも夫が快く(ということにしておこう)「いってらしゃ~い」と送り出してくれるからありがたい。 突然「いま、どこどこです~。でておいで~。」とメールもはいるが、そういうのは無理。泣く泣くお断りだ。 2日前にも試合に出た人の反省会に私も誘われていた。 居酒屋に集まり、そのまま解散となることが多いのだが、今回はボスの行きつけのスナックにいくことになった。 居酒屋では焼酎をめずらしく水でわって4,5杯程度しか飲まなかったので、そこを出るときにはシャキシャキ~。 スナックなんて久しぶり~。 おお~っ!はいってびっくり!なんて明るいの~! 気恥ずかしい・・・しわが目立つんじゃね~の~と脅えるおばさん軍団。 独身男性2人、独身女性1名おやっさん2名、あと私を含めてのおばちゃん4名。 ちなみに私はおばちゃんの中では若いほう。 ← こだわる スナックに行けば 「なんの集まりですか~?」 そうだよね~。なんか不思議な集団かも・・・・ むかしむかし、私もそういうところでアルバイトをしていたことがあってひんしゅくを買ったことがあった。 「とにかくボトルをあけろ!」というマスターの命令で早め早めに水割りを作っていたものだ。。。 「まだ残ってるのに~!!」という私の言葉は、なんどとなく言われていたような・・・ いつもは焼酎ロックで、今日は遠慮して水割りにしていたのだが 「今日はなんで水割りなの~?」と皆が気をつかって2次会からはいつもの焼酎ロックとなった。 「いや~、彼女顔色ひとつかわらないわねぇ~。」 そんなこと言いいながら次々に私のグラスに焼酎つぐおねえちゃん。 はやいですって~~~。 顔に出ないので誰も酔っているとは思わない。 私も酔ってる感じがしなかった。 ひとり消え、ふたり消え・・・ いつの間にか残っているのは5人となっていた。 消えた若者、おばさん達?!ミステリー・・・ではなくお帰り。 じゃっ、そろそろ帰ろうか~となって飲まないおじさんが運転手となって送ってくれることになっていた。 お店を出た頃に先にかえった若者S君からメールがきた。 このS君、私もかなり気軽にメールできる子だ。 30代前半の独身だ。 私の携帯にはアドレスは男の人の名前が数人はいっているが全てテニス関係の人の名前だ。 夫は気軽に私の携帯をみる。別にやましいところがないので、どーってことない。 でも私は夫の携帯はのぞいたこともない。 夫のメル友なんて、夫の母か、TSUTAYAの宣伝くらいのものであろう。 「あんた~、悲しい人生だねぇ~。」いつも私が言う。 「僕はどうせ、おかあさんみたいにメル友いませんからっ。」 「そうそう、私なんて独身の男の子とメールしてるんやで~。いいやろ~?!」 とはいうものの、ほとんどテニス以外の話しはない。 そのメル友であるS君が自転車で帰っている途中で自分の傘を置き忘れたことを思い出し、私に傘をキープしておいてくれと言いたかったらしい。 ばっかだねぇ~。前にも私に傘を託したことがあったよなぁ。。。 では了解のメールを書こう・・・ あれっ・・・あれ・・・・?! なんか思うようにメール打てない。 じゃっ、直接電話しよう・・・・ あれっ、でないなぁ~。 んも~、なにしてんだよっ!半分ぶち切れてもうひとりのおばさんにも電話をかけてみてとお願いした。 だけど、肝心の傘がみあたらなく、いったいどこに~?! 私はひとりで1次会の場所だと勝手に思ったので小走りした。 「どこに行くの~?」皆が叫ぶ。 「最初のお店かも~。」と言いながら走っている私に 「店は逆方向だよ~っ!!」 ガクッ・・・ あ、あれ・・・そうだっけか?! もうひとりのおばさんが電話してスナックに忘れたということが判明。 結局、本人がとりにいくということになったらしい。 そのあと私は送ってもらい無事家に到着~。 いや、なにごともなく良かった~、楽しかった~。 そして次の日にS君からのメールがはいっていた。 「昨日、自分が送ったメールがそのまま2件、送り返されてた。 電話が鳴ったから出たら、無言電話だった。何事があった?」 ええ~っ!!そう言えば、なんか手元がおぼつかなくてメールがうまく打てなかったんだけど、そのまま送信しちゃてた・・・?! しかも・・・2回も・・・ 「もしもし~」って私、言ってたんだけどS君は出てくれなかったように思っていたが。。。 しっかり出てたんだ~。 わたしの耳はどうかなっていた? 飲み過ぎると耳がきこえなくなるのか・・・?! 「おまえさ~、耳にあててなかったんじゃないの~?!」とあきれ顔の夫。 いや、そんなはずないと強気だったわたしもだんだん声が小さくなる・・・ S君に、「酔っていて送信失敗して、自分が電話したけどS君が出なかったよ~」とメールを送った。 そのあとのS君からのメール・・・ 電話にでてくれなかったですって~?!こっちは2回ももしもし言って切られたから、夜遊び主婦の実体を知るべくパパさんが探りを入れてきたのかと思ったゾ(`へ′)ばかーばかーばかー ← そのまま載せた どうやらS君は夫が私の携帯を盗み見て無言電話をかけてきたかと脅えたらしかった・・・ 夫にそのことを告げると大笑い。 「もしそうするなら非通知で僕はかけるよ! まだ、ばれてないから大丈夫~ってメールかいたら?!」 あのね・・・もうS君、すでにお怒りかも・・・ とほほ・・・飲み過ぎた。 二日酔いはそれほどでもなかったが、あと数時間そこにとどまっていたらもっとやばいことをしでかしていたかも・・・ かろうじてセーフってとこか・・・ 当分、飲み会は参加しないでおこう。 今度はクリスマスイブに忘年会だったはず。 イブなのに家族おいて行ったらひんしゅくだよなぁ。 「今年はクリスマスにケーキ食べよっか~。」 と家族を説得中のわたしは、もはやどうしようもない奥さん?! S君はあらぬ疑いをかけられて脅えた一晩を過ごした。 彼の怒りはおさまらないであろう・・・ 今度S君の反応が楽しみだ。 ← 懲りなさい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|