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テーマ:結婚(623)
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今となって夫ひとり、子ども2人に恵まれた私だが・・・
こんなお気楽妻をやっているなど昔は考えてもみなかった。 両親はけんかしない日はないくらい毎日バトルをくりかえしていた。 それもつまらんことで・・・ ケンカするほど仲がよい、とすればものすごく仲がいいってことなのか?! とにかく母に言わせれば相性が悪いとそればかり。 お互いの顔を知らずに嫁いできたこともあって、そこから母は親のせいにしていた。 ったく、そんなにいやなら離婚しちゃえば~なんて口にしようものなら 「誰のためにがまんしていると思うのか?」 お決まりのセリフ。 そんなこんなで今もなんとか続いているから、わけわからん~。 自分で見つけた相手ならあきらめもつくであろう。 親にきめられたとは言ってもね~。いやという知恵と口はなかったらしい。 子どものために気が合わない亭主と一生添い遂げようとしている。 そんな夫婦を目の当たりにしていた私は小学生にして悟った。 結婚なんてするもんじゃねぇ~!と。 私には9歳年の離れた姉がいる。 姉に婿養子を!と仲の悪い夫婦もそういうことでは意気投合し、どこぞの次男をもらおう!と意気込んでいた。 実際はなしをすすめていこうとしたのだが、お相手の家には魅力あるはなしではなかったらしく断られてしまった。 本人がどうのというレベルではない。 いくら次男坊であっても、はいどうぞ~!なんてさしだすバカな親などいない。 姉は勉強ができたほうで、ちょっと愛想もなくつんけんしたところがあった。 ある時、大工をしていた父を姉が迎えにいったことがあった。 そこで姉は目をつけられ、ものすごいアプローチがあった。 本人ではなく、その両親に・・・ そこで両親は悩んだ挙げ句、ちょっと(?!)お馬鹿でちゃっかりものの妹をあととりにしようとたくらんだ。 だんなさんとなる人の職業もしっかりしていたの渋っていた両親もかなり乗り気になっていった。 ここでも子どもの話を無視し親の間ではなしはすすんでいったのだ。 いつの時代のはなしだ?!結局母はやられていやだったことを自分のこどもにさせてしまったのだ。 次女として生まれた私だったが姉の結婚により、その瞬間から私は大事な娘となっていった。 姉には当時、ちょっと気になる人もいたようだった。 夫となる人は姉のタイプではなかった。 だって姉は面食いだったから。 けれども22歳で姉は親のきめた気に入らない相手と結婚することを承知した。 良かれと思ってした親の考えだったかもしれないが、なぜ姉はノーといわなかったのか・・・・ それくらい実の親の束縛から逃れたかったのではないかと思う。 変わり者の両親。かなり思いこみも強かった。 あたたかい家庭などと感じたこともなく私たち姉妹はどこか冷めていたところがあった。 同級生が二十歳でできちゃった結婚したときには お気の毒~って思うような私だった。 実際、結婚した友人達は皆口をそろえて義母さんや小姑さんに対する不満を私に言った。 すっかり耳年増である。 両親不仲のこと、友人のこごとで結婚せずに結婚シミュレーションしてしまっていた私。 結婚は人生の墓場である! 結婚など一生しなくていいと思っていた。 ひとりでいい。いや、ひとりがいい。 のはずだった私がどうして・・・?! いつの間にか4人家族だよ。 さあ、どうしてでしょう。 また続きは次回~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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