おきらく主婦のたわごと

二日前にヘアカラーをした。


そう言うと聞こえも良いが・・・


白髪染め　だ。


節約生活を志す者として、これを美容院でやると痛い出費なのよ。

私の場合は黒くするだけで部分的にちょこちょこっとするので時間はかからない。


よしよし～。隠れたかくれた、白髪ちゃん～。


そして昨日、なんだかまぶたが重い。

朝が苦手だからでしょ？！


ちがう・・・この感覚は以前にもあった・・・

そう、右目が異常にまっ赤。


うっわ～。カラーしてシャンプーして目にはいっちゃった？！

ちょうど昨年の今頃、結膜炎と診断されて長い間眼科に通っていたのだ。


でも目薬をさすと多少は良くなるものの、一週間もするとまた充血する。

花粉症？！

念のため耳鼻科で検査をしてもらったが花粉はでてないとのこと。


あの結膜炎、長かったんだよなぁ。。。


気持もすっかり落ち込んでた。あれから１年。


今回は多分染毛剤のせいだと思うのだ。


夕方には左目も痒くなってきて、これはもうだめだ～ってことで眼科に。


６時までの受付、時計は６時に５分前。

うっわ～。いちばん嫌がられるパターンだろうなぁ。

いつもかかっているわけでもない。

そこにかかったのは７年前が最後。


息子は視力検査に１年前にかかっている。


滑り込んで受付に行くと・・・


おお～っ！

すっかり模様替え。

アジアンテイストってやつ。

眼科なのかい？！ここは・・・


多分、この趣味は院長夫人にちがいない。

どんな人かは知らないがセンスは良い人のようだ。

以前はドライフラワーをあしらい、家具や置物をみてもこだわりがあるような感じ。


２０年前に開業した頃は患者もガンガンはいっていた。

私もまだまだ娘盛りで、コンタクトで目を傷つけて時間外で診てもらっていた。


忙しいのになかなか優しいお医者さんだったかなぁと言うのが私の印象。


ただその院長。働く人にはやたら厳しかった。

患者の前でぼろくそに叱りつける。


この人の前では従業員ではありたくない。

できれば患者のままでいい～。でも患者になるのもホントはいやよ～。


話しは脱線したが、昔は儲かっていたんだろうって病院も見渡せば患者さんは私ともうひとり。

終わり際だから・・・？！

いや、そうでもない。他の時間帯もそんなににぎわってはいない。

そもそも私がそこから離れたのは、病院関係の仕事をしていた人が

「今はもう、あそこはだめね～。」とつぶやいたのを聞いてから。


それで昨年は家の近くのもう一つの病院に行っていた。


私の前の人がカーテンの中で先生と話しをしている。


私はその横で待つようにいわれた。


暇っぽい空気の中、たくさんある機械がなんだか寂しげに並んでいる。


ながい・・・・終わらないなぁ。

聞こうと思うわけではないが、この距離ではいやでも会話が聞こえてしまう。


多分、中にいるのは待合いでみかけた若いお姉ちゃんだろう。

スエット姿の・・・

玄関にあったあのハイビスカスの絵のつっかけ（っていうか？！）を思い出す。


若者特有というか・・・私がそうしているただずぼらなおばさんにしか見えないだろう。

若さっていいよなぁ。


退屈な中いろんなことを思ってしまう。


そして私は会話の異様さに気がつく。


院長　「あなたね。缶ジュース、缶コーヒーのような甘いものはだめだよ～。」

女の子　「はぁ・・・そうですか。」

院長　「冷たい飲み物はだめ！身体を冷やすから！お茶もダメだよ！水にしなさい！」


女の子　「水ですか？」

院長　「そう、あなたはどうも血の流れが悪い。若いのに。」


な、なんだ？！

ここは眼科だよねぇ。周りの機械をみるとやはり間違いない。


この会話、どっかできいたことがある。

みのもんたか？！

いや、私が通っている自力整体の健康おたくの先生がよくそんなことを言っていた。


　院長「ほら、この辺だって、血がたまっている。」


ええ～？！どの辺よ・・・

診察台のようなものに寝かされているのか？！って気になる。

なんだか、あやしげ～。

医者なのにわいせつな行為・・・いかんいかん。


いろんな妄想しまくりの私。

いやよ～。もし足とかさわられたらどうしよう～。


太いし、すね毛も生えてるわ・・・　←　そこかよ！


院長　「あのね、目は身体の一部で他のどこかに原因があって目に表れるんだよ。だから食事にもきをつけて、普段から運動して筋肉をきたえること。

　　　　抵抗力がおちると病気にもなりやすいからね。」


ほう～。まあ、もっともなことだよなぁ・・・

前にかかった眼科ではいろいろ他の症状を訴えても


「私は眼科だから、そこが気になるなら内科にいってください。」って冷たく言われたんだよね。


その時は、あ～。そういうもんか・・・って思ったけど。


いや、最近やばいってささやいていたおばさんは、もしかしたらこの考え方がやばいって思ったのかも・・・


眼科だから目薬だして、はい、おわり～。

そんな感じだった。

たとえ自分が治療を出来なくても、こういう病気のおそれがあるとか言ってくれてもよかったよなぁ。


話しをあまり聞いてくれないドクターに私は不満があったが・・・


「hossyさん、どうぞ～。」


呼ばれて中にはいると、そこは普通の眼科の診察室。

ベッドはなかった。あたりまえか・・・


「はい、そこにあごをおいて～。」


は～い。


院長「確かに充血してるね。コンタクトは？」

私　「普段はいれていますが、今日はいれてません。」

院長　「そうね、調子の悪いときには入れないのは大事なことですよ。」

そうなのよ。。。

昨年はテニスしなきゃって無理していれていたのよね。。。


院長「そうですね～。シャンプーして目に入ったのかもしれないけど、


　　　コンタクトで無理がかかっているのかもしれませんね～。シャンプーがひきがねかも・・・」


私　「そうですか。今、かゆいんです。」


院長　「とにかく身体がよわっているとかで目にきますよ。

　　　パソコンもダメ！夜更かしもダメ！早く寝て休めてくださいね！」


さすがに水は飲めとはいわれなかったが・・・


そしてさわられることなく終了。　←　当然





何が驚いたって、昔儲かっていた頃（と勝手に想像）院長はみるみるうちに太っていった。


それが今では半分くらい。



スリムスリム～。収入もスリム？！


そう言えばなぜか待合いに健康食品のパンフレットがおいてあったなぁ。。。


きっと、うまいもん食って太って大病をして健康のありがたさが身にしみたんではないか？！


それで体質をかえるために努力したのでは・・・？！


そんな気がしてならない。　←　勝手な想像


そうでないと言わないだろう。

水、飲めとか・・・

きっと院長はそれを自分が実践して良かったからすすめているんだろう。

何かを売りつけるのであれば、ちょっとひいてしまうが・・・・


水だからいいんでない？！


眼科医としては奇妙な目でみられるかもしれないが、私は今の院長の方がいいかもって思う。



これからもまた、アジアンテイスト医院に通うことにしよう。


こんな私もかわりものかもね。


腕も大事ではあるが、やはり感じの悪いところはいやである。


人の話、きけよっ！！　思わず、そう言いたくなるドクター。


どうやら私は聞いて欲しい派のようだ。



チーン！会計　１５００円なり～。



カラーリング代けちって、医者にかかる私って・・・・


最初から美容院に行けばよかった。。。


やはり節約はとことん私にはむいていないようである。