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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:こどもの話し
前回の日記の続き・・・
我が息子がどういう風に友達R君に私のことを話しているのか・・・ これまで自分の世界に浸りきっていた彼がする友達との会話とは?! 家に遊びに来たときには私の目があるから、やばい会話などしない。 学校帰りに歩く2人を思いうかべて勝手に私が想像するには・・・ 「うちのおかあさんは、夜にテニスに行くんだよ。ひとりで。」 うん、これは言いそうだ。 「うちのおかあさんは朝起きたら髪の毛が全部たってる~。」 まぁ、これくらいなら・・・ 「おかあさんはこの間まで28歳だったとウソをついていた。」 いやいや、お前が勝手に思いこんでいただけで私はそんなことを言ってないよ~。 否定もしなかったけど~。 私はただベッカムと誕生日が同じだって言っただけだよ~ん。 「おかあさんはワキの下の毛を抜いている。」 永久脱毛せんかぎりやり続けるよ、私は・・・ そんなに言われて困ることもないか?! ただ私が道楽者だということが一番の問題かも。 時には自己流ソーイング。 時にはビーズで遊ぶ。 そして最近、けしごむまで彫っている。 けしごむを彫ると息子は言う。 「おかあさん、もったいないね~、けしごむ!」 う、うん・・・・ そうかも・・・ 私のようなざくざく彫って何かにスタンプするわけでもなく単なる自己満足の世界。 ある時、それをやっているときにR君がやってきた。 私は作業がはじまるとやめられなくなるのでひたすらほりほり~。 「いい趣味ですね~。」 R君、あなたって良い子っ!! うちの家族はみんな否定的なのだが、ちみはほんまにええ子やの~! 子どもながらに気を遣って生活してきたのかもしれない。 本当のおとうさんと住んだときには、そのときのおかあさんのこどもが2人いたそうだし。 下には新しいお母さんとの子もいたってはなし。 うちの息子と比べものにならないくらい気をつかっているはず。 でもほんと、素直な子だと思う。 お母さんとの約束も守るし。 で、話しをもとにもどして・・・ 我が息子に聞いてみた。 私 「 あんたさ、R君は自分のおかあさんの話しをよくするじゃない?!」 長男 「 そうだね。」 私 「 で、あんたは何の話しをしてるの?」 長男 「なんだろねぇ・・・漫画の話しとかゲームとか・・・」 私 「え~?!そんなわけないやろ~? (心の中でチッチキチー)」 長男 「ないって~。」 私 「それじゃあ、あんた聞き泥棒じゃないか~!」 いかん、そんなことを言っている自分、バカか?! まるで我が家の恥をさらせといっているようなものではないか・・・ 聞くだけ聞いて自分は話さないというのは卑怯者~。 でも私のことは言わないでっ! これでは矛盾だ。 そして息子はまたR君の話しをする。 「R君のおかあさんはドラクエを全部クリアしたんだって~!」 私「ふーん。おかあさんはゲームしないもん。わかんないもーん。」 息子 「やってみたら、おもしろいよ。」 私 「あれは性にあわないんだって・・・」 息子 「じゃあ、マリオテニスならどう?」 私 「いやなのさ~。」 ん?!この会話、嫌いなものも普段我慢して食えといっている私だが、まさに食わず嫌いの私。 なんだか私がだだっ子のようではないか?! 子育てとは自分の矛盾を思い知らされるもの~。 息子「おかあさん。心の病気ってなに?」 私 「なんでまた?」 息子「R君のおかあさんは心の病気で朝ご飯を作ってくれないんだって・・・」 これはまた重い話しを・・・ 息子「お母さんは心の病気になったことある?」 私「病院でみてもらったことはないけど、あると思う。誰だってあるよ。」 息子「どうしてそんな病気になるのかなぁ。」 私 「ものすごーく悲しいことがあったり、つらいことがあったとして・・・ それを我慢してたりすると身体のどこかが痛くなったりするんだよ。」 息子 「ふーん。そうなのか・・・」 私 「そんなこと、誰にも言っちゃだめだよ!R君のおかあさんのこと。」 息子「言わないよ。」 どーだか。私にだけ言っている? まあ、他にそんなに仲のよい子もいないだろうけど・・・ でもR君のおかあさん、そういえばこの前担任と学年主任に電話でけんかしたって自分で言ってたな。。。 若さがそうさせてるのかと思ったけど、それは朝の体調不良がさせてるんだろう・・・ ダンナさんも単身赴任で大変だ。 でも、もうひとりこどもが欲しいって・・・?! うーん。やはり子どもの会話をそのまま鵜呑みにするのは危険かも・・・ そして息子は無意識のうちに私の話をしているはず・・・ ← しつこい 私「で、本当はなんて言ってるの~、おこらないから。」 ← 大嘘 息子「おかあさんは普通だから話すことがないんだよっ。」 はじめて普通の人って言われた・・・ それが我が息子からだとは・・・ 息子にはゲームをガンガンクリアしていくR君のおかあさんが神のように思えるらしい。 息子よ、私を普通と思っているお前の感覚はすでに普通でないよ。。。 R君のおかあさんと比べれば生活地味ではあるが・・・ 気づかない方が心配だ。 「おかあさんはふつうじゃない!」 そのことに早く気がついて欲しいものの、人には言って欲しくない。 かわりものって実は褒め言葉と思っている私。 いったい普通の人ってどこにいるんでしょ。 そういうことを言うことがかわりものなんだと・・・ どうでもいいことなんだけど。 さて~、今日は授業参観。 息子がそこで目覚めないことを祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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