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テーマ:たわごと(26899)
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ちゃ。 け? これって な~んだ? 分かるわけないだろうなぁ。 ちゃ 茶? け 毛? お茶好きで毛深くなった? おお~っ!私のことかと思ったか?! ちっがーう!! 実うちの方言なのですわ。 語尾につけるんだな・・・ け は 疑問文の最後につくのだ。 「今日、学校に行ってきたのですか?」 これは自分たちの方言になおしますと・・・ 「今日、学校に行ってきたがけ?」 「そうです。」と答えるときには・・・ 「そんながいちゃ。」となります。 「そんなが」で終わる人もあるが、ついつい言ってしまうがやちゃ。 ちゃ~ ちゃあちゃあ弁ですな。 知らない人が聞くとうる星やつらのラムちゃん?! ちなみに私の母と夫の母の会話には・・・ 通訳が必要です。 うちの母が特殊。 義母は仕事の上で全国の人たちとおつきあいをしなければいけないので標準語はマスター。 しかしぃ~、我が母の言葉はそうはいかない。 「え、hossyちゃん、おかあさん、なんて?」と義母。 「あ~、~~は~~だって言ってます。」 そして、また困った顔をしながら義母が私をみる。 「~のことです~。」 ちょっとしたバイリンガル気分?! これが英語や中国語と来れば自慢も出来るが・・・ ある一部の地域でしか(我が家だけかも)通用しない言葉なんだから。 「おまえんち、ぜったい変!」 夫はいつも言う。 そんなこと言ったって、うちの方はみんな分かるんだもの。 特におかしいのは固有名詞と動詞らしい。 私もたまにおどけて使ってみるが、いやぁ、いっきに年齢がすすんだような気がする。 若者はあんまり使わない。 ← 若者気取り?! 母が入院していたときにも私の通訳は必須だった。 若い看護士さん、あ、若くなくてもだ・・・ ドクターは地元の人ではなかったようで特に事細かに通訳が必要。 母が笑わせようとして言うことも通じていなくて母が自分ひとりでうけていた。 おいおい・・・ 誰もわかってないよ・・・・ なぜだか特殊。 村特有なのだろう。 私もイギリスに行って全国の奥様方と話すときには標準語を心がけていたものだ。 3年間、方言使わず・・・ 家でもあんまり使ってなかったような気がする。 もう、「ちゃ~ちゃ~」とか、「け?」なんて言えないかもしれないなあ。 帰ったら、お高くとまってるね~。っていわれるかもな・・・ そんな心配、マジでしてた。 いやぁ、これが不思議とスラスラとでてくる。 ← あたりまえ 誰もイギリス帰りなどとは思わない。 ちょっとぶつかって 「ソ~リ~。」なんて言っちゃったりしてぇ。 あたしっていやなヤツかもぉ~。 そんな心配も秘かにしていたが・・・ そんな心配、するのが馬鹿。 方言は身体にしみついていても英語はぜんぜん身につかなかったから~。 「ソーリー」 「サンキュー」 これだけで生活していたようなものだ。 ウソのような本当の話。 いかにも分かっているような顔をしていたら後で痛い目にあう。 これはどこでも一緒だが・・・ また母の診察の日が近づいている。 あ~。また運転手兼通訳か。 「 どうですか~、体調は?」とドクター。 「なっとんないよ。」 「は?」とドクター。 いつも同じ会話である。 これを何度くりかえしていることであろう。 「なっとんない」は 「なっとうがない。」ではない。 「大丈夫。」である。 またエセバイリンガルとして活躍だな。 しかし、ドクター、お年寄りは多かろう? あんたもそろそろ方言、マスターしてはいかがかな? 「わからんがけ?(わからないんですか?)」 またうちの母に言われるのであろう・・・ 私と私の母の会話も夫にはわからないらしい。 私は、ほれ、バイリンガルだから~。 言ってて悲しくなってきたわ・・・ 今日はこれでおしまいやちゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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