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テーマ:たわごと(26899)
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子ども達が学校に行ってしまってほっとしていると電話がなった。
「もしもし・・・あたし・・・」 どこのあたしだ~? 金ならないぞ! いつもこいつは名乗らない。 高校時代の友達だ。 今は同じ県内でも車で1時間くらいかかるところに住んでいる。 「もう、イライラしちゃうっ!!」 普段は口数が多くないのだが、爆発寸前になると連絡が来る。 なんでも自分の親が痔の手術で入院しているのだが我が儘で腹が立つらしい。 洗濯物だって毎日とりにいっているのだが、それが当たり前だと思っているらしい。 そして大部屋なのに、皆の前で自分をしかりつけるのだと・・・ 「あ~、病人は我が儘なものよ。身体が思うように動かないもんね。うちの母親もそうだったよ。 あたるのは身内だよ。仕方ないよ。」と私。 ここ数年、友達のお父さんはおこりっぽくなっているらしく更年期?!との疑いも・・・ 仕事人間が定年退職して家にじっとしているのだから可能性あるかもね。 「あなたも当たられてひどいかもしれないけど、お母さんは毎日一緒なんだからお母さんのストレスもたまるでしょ?」 そのお母さんのストレスのはけ口はまた自分にかえってきているらしい。 聞けば友達は自分の子どもをはけ口に同じように怒ってしまうと落ち込む。 そしてお父さんの一番のストレスは自分の父親にあるらしい。 友達の爺さんにあたる。 昔から働かず、友達のお父さんは苦労を随分してきた。 ソリが合わないのでずっと別居中。 母親(友の婆さん)は老人病院にはいっているが、そのお金は友達のお父さんもちである。 年金はもらっていないらしいので。 爺さんは市営住宅でひとりで生活をし、時々必要なものがあれば友達のお父さんはいやいやでも届けていた。 車で1時間以上かかる。 いくつになっても親には苦しめられるという思いが強いのだろう。 ところが、お父さんの従兄弟があらわれて、あるとき爺さんのアパートをひきはらって家に連れていってしまったのだ。 爺さんのお金目当てに・・・ そして全てお金をまきあげたところで、今度は友達のお父さんに爺さんを引き取れと言ってきたんだと・・・ 常識では考えられない。 でも爺さんの月々の年金はほしいので実は離せないのに、そんなことを言ってくる。 友達は熱くなって自分が今度文句を行ってこようかと思っていると話した。 私「やめとけば?!」 友達「腹が立つ!」 私 「どう考えたって話したってわかるタイプじゃないじゃない!無駄だよ。」 友達「・・・」 私 「まともに相手をしててもこっちがカッカして身体壊しちゃ馬鹿みたいだよ。」 友達はずっと頭痛薬を離せないでいるらしい。 私、冷たいか・・・?! でも本当にやきもきしているだけでは何も変わらない。 だけど話して分かる相手ではないようだし・・・ しかし、お金ってこわいわ・・・ その従兄弟の存在がどうもわからない。 どうやら借金にまみれているらしい。 お父さんのイライラの原因はやはり嫌いな父親のことであろう。 大嫌いな父親のことで面倒なことになり、不道理なことを言われればおかしくもなるであろう。 「お父さんは全然、私たちの言うことをきかないんだよ!!」と友達、自分の父親のことでまたきれている。 「あのさ~、うちの親もそう簡単には言うこときかないよ。自分もそうだし、自分が子どもの時もそうだったよ。 人間ってさ、急に変われると思う?」 まして本人が変わりたいと願っているわけではない。 「それよりさぁ、弱い者にあたるのはやめてほしいよねぇ。 他にストレス解消の場がないもんかねぇ・・・」 友達もそう思っているので最近夜にジムにいっているらしい。 「それがいいよ~。いいじゃん~。すかっとするやろ?」と私。 「うんうん。子どももいってらっしゃ~い!ってかんじ。」 それって。。。私がテニスに行くときみたい・・・ 命令口調で子どもに言っていることは、ある意味子どもに対する攻撃だったか?! 知らず知らずのうちに私もストレスを与えているのか? うーん、人のふり見て・・・だな。 30分くらい話したあと 「あー、すっきりした!さて~、仕事いってきます!」 「お~、いってこい~!!」 あたしって何? いや、ある意味ひとりの人間を幸せな気分・・・とまではいかないだろうけど気持を楽にさせてやれたか?! 一日一善?! 他人にはもっともなことを言っても自分だってうろたえることはあるが・・・ 自分のことも冷静に判断出来るようになりたいもんだ。 金とストレス、あまりためない方がいいかもね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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