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テーマ:たわごと(26890)
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昨日の続き
「hossyさん、いらっしゃいますか。こちらは○○交番ですが・・・」 「はぁ・・・私ですが。」 「え~、昨日何か落とされませんでしたか?」 ○○交番は隣の県にある交番である。 夫と子どもが出かけたところの管轄のようだ。 「私は何も落としていませんが、息子はかばんをなくしましたけど・・・」 「かばんの中味を全て言えますか?」 「はい。ハンカチとティッシュとサイフです。」 「落とし物届けとか、だされましたかね?」 「いえ、落としてはいないんですよ。ラーメン屋さんで忘れて戻ったらもうそこにはなかったんです。 それで誰かに持って行かれて捨てられただろうなぁってあきらめてました。」 「はぁ、なるほど。実は息子さんのカバンの中にあなたの名刺がはいっていたんです。」 おうおう~。それでか~。 なんで私に電話がかかってくるのかって思えば。 「そのかばん、どこにありましたか?」と私。 △△ホテルのゴミ箱に捨ててあったそうです。 ほ~。やっぱり、現金ぬきとって捨てられてたか・・・ 「えっと、現金はなかったでしょ?」と私。 「あ~、カラのさいふでしたね。では、hossyさん、そちらの住所を教えてください。」 住所?! まてよ!子どもの小銭をとって・・・ 今度は親の何かを狙ってるんじゃないの~?! 巧妙な手口で私の名前や住所を語って悪用しようとか・・・?! おいおい~!ああ~、どうしようっ!! 「あのぉ・・・・・警察の方ですよね?!」 「はい。そうですが・・・」 「住所は言えません。本当に警察の方か、あなたを信用できません。」 「あ~、わかりました。では、今から電話番号を言いますからそこにかけ直してください。 そのあと104で聞くか調べるかしてかけてきてください。」 多分、大丈夫・・・?!と思いつつも30分くらい悩んだ末104で確認。 まちがいなかった。でもナンバーディスプレイで表示されてた番号とはちがってたのよね。 もしや、犯行がばれそうになって、本当の交番の電話番号を言った?! いや、交番に電話がひとつとは限らないじゃない?! どうなんだろ・・・?! こんな疑い深い自分、ちょっと悲しい。 私が悩んで結局かけ直すと、すぐに担当の人が待ってましたとばかりにでた。 「あの私、落とし物の件で・・・」 「hossyさんですね!」 ああ・・・・ずっと待ってたのかも・・・この人。 そして私は次の週にまた同じ場所にでかけるということで、その時にこどものポシェットを受け取ることにした。 そうか・・・ しかし普通現金をぬいたらかばんから全部出して捨てるかと思いきや、ご丁寧に全部もどしちゃってたのね。 しかも私の名刺も残して・・・ 名前と自宅の電話番号しかはいってなかったけどね。 子どもが迷子になったときにと思ってずっと前から入れておいたのだ。 まさか、もどってくるとは思わなかった。 その後、その交番から数日後に警察署にうつされ、日曜日に私は用事の途中ぬけだしてとりにいった。 これで子どももよろこぶであろう・・・ 「落とし物をひきとりにきました。番号は808番です。」 「はい~、ちょっと待ってね~。」 日曜日の警察は人も少ない。 そして、そこのおじさん、あまり手慣れてないような感じである。 おじさん、おかしいなおかしいなという感じで探すのだが見あたらない。 「本当にここにあるんでしょうかねぇ。うちから本当に電話あったぁ?」 「はい、担当は○○さんです。」 「あ、その人は休みだなぁ。いないからなぁ・・・」 いないのはわかっている。 私はここに来る数日前にも何時にとりに行くと連絡してあるんだよ! 交番のおまわりさんも、そのあとに引き渡されて担当になった人も感じが良かっただけにここにきてマイナスイメージ。 誰かに電話をして待たされること10分、ようやくみつかった。 印鑑と身分証明を持ってくるようにと言われていた私。 「はい、ここに名前と住所と印鑑、おねがいします。」 おじさんは後ろに待っている人に気をとられていたようだ。 保険証もみてないよ、この人・・・ まあ、いいけど。 一度は捨てられていたらしいが一緒に行った次男は自分のサイフがはいっていたことで喜んでいた。 お金よりも他のもを返して欲しいってあるんだよね。 実は私も息子のことは言えない。 いちどスリにやられたことがあった。 イギリスの地下鉄で・・・ 買い物の帰りに最寄りの駅についたときにポシェットのチャックがあいていた。 あれ?! そう。さいふだけ見事にぬかれていたのだ。 当時はベビーカーに乗る息子と動き回る長男に気をとられていた。 そう言えば、周りを外人で囲まれていたときがあったな。そりゃ、海外だから外人ばっかりだが。 まあ、グループの犯行?! ぐるだったのか・・・ 悔しい思いをしたものだ。 しかし、サイフの中にはカード類しかいれてなかった。 現金は私のジーパンのポケット。 現金はあまり持ち歩かないようにしていた。ほとんどカードでの買い物だった。 おかげで家に帰るなり、カードをストップさせてくれと電話しなければならなかった。 いつもなら英語の電話は躊躇してしまうがこの時ばかりは悩んでなどいられない。 つながったときになって・・・ しまった、私、英語わかんないんだった! それくらい慌てていた。 どっかの宝石やさんでカードをつかわれていた人がいたと脅されていたので・・・ ほとんど盗まれたカードは使われないそうだが。足がつくので。 とは言うものの心配だった。 思えば、あそこで用心深さは鍛えられた。 今回は置き忘れた息子の失敗だったが・・・・ 「忘れてますよ!」 その一言がなかったのが残念である。 「カードわすれてますよ!」 数ヶ月前にキャッシュコーナーで現金を引き出した私。 キャッシュカードをぬかずに現金だけ持って立ち去ろうとしてしまった どこが用心深いんじゃい!! どこかぬけている自分。 そんなかわいい自分に乾杯 ← してるばあいじゃねぇ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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