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テーマ:仕事しごとシゴト(23732)
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私は長男を出産して退職した。
仕事が大好き~というわけでもなかったので何のためらいもなく専業主婦となった。 長男を産んでその2年後には次男を・・・ 長男2歳9カ月、次男が生後9カ月で私たちはイギリスに渡ってしまった。 3年間は慣れぬ土地と言葉に苦労して生活をしていた。 と思うでしょう?! 言葉はさーっぱりだったけど、実際にはそんなに困らない。 タダ小さい子どもをつれての移動が苦であった。 フットワークがめちゃくちゃ重い。 あとは治安の問題だったな。 それさえ気をつければ、うるさい親戚もなく快適なものだった。 いつも子どもが側にいたが2年目くらいからひとりは小学校、ひとりはナーサリーに行ったので自由な時間が出来た。 それが現在の趣味の道楽の始まりになったわけだ。 ただ帰ってきてからの自分はなんだか周りにかなり神経質になっていた。 なんだか私のこと、言ってる?! くらいの被害妄想の気もあったり・・・ あまりにも違いすぎる生活に嫌気がさしていた。 まず日中に家にいる奥さんはめずらしい。 みんな子どもが小さいうちから保育園にあずかってもらい、キャリアを積み上げ仕事も主婦もがんばっている。 休みの日には子どものスポーツ少年団のお世話、習い事、などなど。 なんと忙しいの?!お母さん! 私にはついてはいけなかった。 帰ってきたときには、上の子が幼稚園の年長、下は家で私とお留守番。 イギリスでは1年生だった我が子はなんだか幼くなって見えた。 向こうではネクタイしめた小さいおっさんのようだったのに・・・ そして私、当時は気がついていなかったのだがホームシックになっていた。 逆だよね・・・?! 向こうにいたときには日本に帰りたいなどと思ったことは一度もなかった。 子ども達が病弱で病院通いも頻繁でヒーヒー言っていても、帰りたいとは思わなかった。 そして今、日中は子ども達が家にいない。 その時間をねらってパートにでも?! と思うのだが、土日、祝日出られる人優遇! だよねぇ。。。 土日はだんなも家にいないことが多い。 平日出られるとは言っても夏休みも冬休みもあるしねぇ・・・ 私のやる気の問題が一番大きいとは思う。 これという特技のない私、できることも限られている。 ここ数ヶ月は地元の情報誌でアルバイトをチェックしていた。 夫 「またまた~、働く気もないくせに~」 私 「働く気はあるわよっ!!ただ夏休みや冬休みを考えると二の足を踏んでしまうんだよ。」 夫 「あ~、そうでございましたか~。」 うーむ。見抜かれている・・・・半分は諦めているからな。 この4月に隣の県に転勤していただんなさまについて行っていたNちゃんが帰ってきた。 それまではダンナさんの両親と同居していたNちゃんも別居というパラダイスを知ってしまい、 人生がかわってしまった。 同居を避けるために家を購入。 すばらしいっ!さすが倹約家!入る家があるのに家を購入かぁ。 入りたくなからの購入なのだが・・・賃貸はもったいないと考えたらしく堅実に中古住宅を購入。 帰ってきてからのNちゃんは少々おつかれ。 義母さんとケンカしても義母さんがまたやってくるのだと・・・ 家にも入れるつもりはないと玄関先でさようなら~と言っても敵はめげないのだという。 2人の関係はその当事者にしか分からないので何とも言えないが・・・ つまりNちゃんも核家族。 しかもダンナさんはさらに遠いところに転勤となって単身赴任中。 上の子は中学生で下が小4である。 数少ない茶飲み友達で遊びに行くといつもの話題は決まって仕事のこと。 Nちゃんはこっちにいたときに小さな会社にいたのだ。 車で3分。従業員はほとんどがパートさんだったらしい。 そこでみにくい人間関係をみせられ、今も勤めに来ないかと誘われても絶対に行きたくないのだと。 私 「でもさ~、これからますますお金がかかるよねぇ?」 Nちゃん「そうなんよね~、でももう1日働けない!だるいっ!!3時間か5時間だね。」 私 「近くのパチンコ屋さんとかファミレスの朝掃除・・・行こうかって思ったさ~。」 Nちゃん 「ん、そんなんあった?いいかも~。私の第一条件としては歩いて通えるところなのよ!」 Nちゃんはとにかく面倒くさがりのようだ。 私もすごいが、そこまでは・・・ 多分歩くといっても1キロなんてありえない。 田舎の人は歩きませんから。 とにかく休みたいときに自由に休ませてくれて土日に休みたいという私たちには働くアテなどあるわけもない。 そしてNちゃんの仕事が決まったとメールがきた。 なんと 内職! おお~っ!!確かに通う手間もなく、ドロドロした人間関係も無縁で、日に数時間。 見事クリア~ではないか・・・ しかしNちゃんは、なんだかんだうまい話がまいこんでくるものだ。 私なんて内職のあてもない。 する気もないが・・・ あれからNちゃんとはメールだけで会っていない。 午前中は修羅場なのだそうだ。 単身赴任中のだんなさんが帰ってきてもNちゃんはだんなさんとお話をしながら内職をしていたのだと・・・ ある意味、大変だ。 しかしNちゃんの条件にぴったりだったのが内職とは・・・ 探せばなんだかんだ、あるのかねぇ。 そして私はまた情報誌をもらってくる日々。 「お母さんの愛読書」 家族に馬鹿にされている。 ふんっ。わるかったね~!!( ̄へ ̄; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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