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テーマ:小学校高学年の子育て(28)
カテゴリ:こどもの話し
昨日から長男は2泊3日でソロバン合宿にでかけている。
今年で3年目。 彼が通っているソロバン塾主催で毎年行われている。 「おかあさん、伸び悩んでいるお子さんなんかにはお勧めですよ~。」 そう言われて行き続けて3年がたつ。 3日間、ソロバン三昧~。 「今年は行かないよねぇ・・・?!」と私、恐る恐る長男に聞いた。 「行きたーいっ!!」 むむっ!!結構、費用がお高いのよねぇ・・・・ 行くからには級がすすむのよね・・・?! いやいや・・・我が息子、過去2回行ってはみたが級があがったことがない 「もう一息だったんです。おかあさん、残念でしたぁ。」 その言葉、2回も聞いてるよ・・・・ 級がどうかなんて長男にはどうでもいいことのよう・・・ 「ねぇ、なんで行きたいの?あんた、ソロバンばっかりでつらいでしょ?」 「えっとね~、ビデオをみせてくれるし、バーベキューとかもあるから楽しいんだよ!」 それが楽しみたのかよ・・・ 高い費用をはらって・・・ ビデオ鑑賞?! 花火?! うちには何も楽しみがないって言われているような気分だ。 少なくともそこにいれば、おかんの小言からはまぬがれる。 そこが ポイント高し?! 2泊3日の準備は自分でさせた。 大丈夫か?確認したか?と何度も言った。 「どうかな。。。大丈夫でしょ。」 これが終わると君は家で2泊して5泊6日の合宿にまた行くんだぞ!! 今年の夏休み後半は長男にとって大イベント。 これを機会にたくましくなってほしいものだ。 あいかわらず昨日もお迎えに来てくれる先生を待っていた。 ウキウキしながら・・・ もう、おやつのアイスのことでも考えているのだろう?! しかし何のプレッシャーも感じないところがすばらしいっ。 自分が楽しければそれでいいのだから・・・ まあ、それって大事なことかな。 そして向こうには公衆電話があるということで10円玉をたくさん渡した。 「余裕があったら電話してきて・・・」 「うん、わかった。」 「あ、そうそう、100円入れて途中で受話器をおいてもおつりはこないからね!」 「え、そ~なの?」 「そうよっ。だから10円玉渡したんだよ。」 はい、ひとつ、おりこうになりました~。 息子は公衆電話などつかったことがない。 そして先生の車に乗って息子は旅だったのであった。車で約1時間かかるところへ。 あっ、汚れ物いれる袋、入れてあげるの、忘れちゃったよ・・・ ま、いっか~。 そして、しばらくすると・・・・ あ、眼鏡ケースもいれてないよなぁ・・・多分。 なんとも最終チェックを怠ったことが悔やまれる。 いや、もう子どもが自分でできないといかんもんね~。 眼鏡を足下において寝るなんてしないよね?! ああ~。でも、あのおとぼけ長男にはありうるわ。。。 そして夕方になった。 「行ったか~?」と夫。 「行った、行った~。喜んで・・・」 「静かだなぁ~。次男はどうだった?」 「ケンカ相手がいないと静かだよ~。ひとりで部屋にいたしね。」 そう・・・次男にとっては兄がいないことはとても寂しいことなのだ。 産まれたときから、いつも側にいた長男。 いつもキーキーうるさいのに、ソファーでゴロリと横になり漫画を読んでいる。 ちょっとは兄の大事さを思い知れっ!! いつも兄を兄とも思わず邪険にあつかいやがって・・・ 「お父さん、すき?」の質問に 「きらーい!」 「おかあさんは?」 「きらーい!!」← 特に力はいる と誰からの質問にもそうこたえる。 最後にいつも付け加える。 「お兄ちゃんだけ、すき~!」 はいはい、そうですかっ。 「だって、お兄ちゃんは怒らないから。」 はいはい、そうですかっ!! 自分が思うようにつかえるってことだよね?! 困った次男だ。 そして昨日、長男から電話がかかることはなかった。 「やはり余裕がないのかねぇ?」と私。 「楽しくてそれどころじゃないんでしょ。」と夫。 「公衆電話、使い方わからないかな・・・」 「かけたことないよね?番号しってる?」 「番号はこの前、おぼえた。」 ん・・・?!嫌な予感。 「あのさぁ・・・市外局番っているんだっけ?」と私。 「いるよ!」 ((( ̄□ ̄;ガーン)お、おしえてなかった・・・・ きっと息子は初公衆電話にチャレンジしてもつながらず泣いているかも・・・ やばい、やばいよ・・・・ 公衆電話なんてながいこと使ってないから忘れてたよ。 またやっちまった! 誰かに聞く知恵もないだろうに・・・ 今となっては家に電話をかける気などない薄情な息子であってほしいと願う。 そうよそうよ・・・ きっとかけようなんて気持はないわよね?! 自分の失敗を認めたくない母なのであった。 チャンチャン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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