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テーマ:仕事しごとシゴト(23730)
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週2回深夜の寿司工場でのアルバイトも5カ月がたつ。
あいかわらず新米でできることが限られている私。 先週、いつもの時間に工場に入っていくといつもの私のポジションに見かけない人が・・・ お~っ!インドネシアから来たのだな? 工場長が直々に指導。 「誰にでも出来る簡単な仕事!」 かつて私にそう言った。 プライドある人ならきれるかもしれないが、こっちは久々にしゃばの空気にふれるとあって選んでもいられない。 確かに単調。 4時間もやっていると暇でいろんなことを考えている。 それ以上の単調の作業はない。 そこでだ! 3人もインドネシア人がはいってきたら私の居場所はあるんかい? そんな不安がよぎった。 彼女たちは3人で一軒家に住んでいる。 しかし、こんなくそ寒い冬に気の毒になぁ・・・・・ それも昨日この田舎について、今日から仕事だなんて。 むこうで日本語学校に通っていたというから簡単な会話はできる。 私はいつもペアを組んでいたおばさまのかわりをすることになった。 そちらはちょっと動きがある。 早さとちょっとした計算で寝てなんかいられない。 いつもの私のところにインドネシア人(名前わすれた~)がひとり入って2人で黙々作業。 向こうはすぐに慣れた。 なかなか優秀だ。頭のぼけつつある私とおなじにしてはいかんな。。。 「なまえ、なんですか?わたし、○○といいます~。あなたのなまえ、なんですか?」 「hossyよ。よろしくね。」 そのあと、また作業・・・・ 「○○は何歳なの?」 こちらは数を数えながらの作業で、余裕がないのだが聞いてみた。 悔しいがあちらはものすごい余裕があるようで話したそうな感じ。 「21さいです~。あなたはなんさいですか?」 へっ?!やっぱ、聞く? あのね・・・あのね・・・丁寧に言えばいいっていうものではないのよっ! 聞いちゃうわけ?この凍りついた空気読めない?よねぇ・・・? ああ~思い出すわ。昔、イギリスにいたとき・・・ 市の英会話教室に通っていたとき。 普段はベビーシッターやウエイトレスをしながら住み込みで働いている女の子達が多かった。 お互いについて質問のしあいっこをしましょ~となった。 みんな二十歳そこそこ・・・ 「ボーイフレンドはいるの?」ときかれ 「いない。(だんなはいるが・・・)」 「いくつ?」 げっ!きくか~? そこで実際年齢を言うと、ものすごい気の毒な目でみられたものだ。 あの頃はまだ30歳を少し越えていただけなのにぃ!! あんたらも、じきやで~っ!! 瞬く間に歳いくんやから~ いつかおばさんになるんやで~ 英語が話せるものなら言ってやりたかったわ・・・ そうそう・・・ ボーイフレンドがいるかと聞いてきたおにいちゃん。 だんながいると分かったら近寄ってこなくなった。 やっぱ~若くて独身のギャルがいいわよねぇ。 20代の彼らには30代なんて考えられない世界なんだろう。 思えばあっというまの20代だったなぁ・・・ 「なんさいですかぁ?」 ああ、そうだった。ここにまた聞いているやつがいるんだった。。。 「三十○歳よ!」やけくそできっぱり言ってやった。 周りの日本人には聞かれたくないぞ、この会話! 「え~っ。」 ほら~驚くでしょ。そう思ったよ。 「見えない~!25歳くらいかとおもった。すごくわかいっ!」 いやん、そ~お~?! ← 単純 「にほんじん、わかい。すごくわかくみえる。」 「またまた~。」 ← マジ照れ 「ほんと、ほんと~!」 スッピン眼鏡の私に向かって言うか? ならば普段の私はまだまだ若く見えるのか? ← 勝手な思いこみ 恐るべしインドネシア人。 お世辞を言うことも習っているのか? 民族がちがうと実際年齢というのはわからないかもな。。。 聞けばおかあさんは48歳。 その子よりもおかあさんに近いのだな、私は。。。 娘のようなものだな。 すごく人なつっこく私が帰る際にも 「あした、また!」と言ってくれた。 「ノーノー!私は明日いない。私、来週ね。」 ← 日本語が変になってる おお、そ~なのか~と3人頷いていた。 彼女たちは安い賃金で重労働させられるんだろう。 こんな寒い北陸の冬にきちゃって・・・ なんだか同じ日本でももう少し条件の良いところはなかったであろうか・・・ そんな心配よりも彼女たちはとても優秀なので私の居場所がなくなる? そんな気もする。 うーん。 いっきに3人も増えて週に2日しか来ない私の手など、もう必要ないのではないか? たいしたこともできないしなぁ。 正社員が優遇だよね。 春からちょっと考えなければいかんな。 近くにマクドナルドが出来たから、そっちにでもいくか~ 「マックのスマイルはゼロ円なんやろ~?」と長男。 「おかあさんのスマイルは金がかかるのよ~。」と私。 「えっ?!うそ!。。。いくら、いくらくれるん?笑って~」 私が払うんかよ~っ! ちっ!長男め!するどいところをつきやがるぜ~ おばさんのスマイル・・・・ 金をもらったら、仕方なくみてやってもいいってことかよ! 「心配しなくても表にだしてもらえないよ~。」と夫。 じゃかましいわ~っ! うーん。まじめにアルバイト探しをはじめるとするか・・・ 狼がきたぞ~ その世界ではあるな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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