おきらく主婦のたわごと

日曜日に急に思い立って面接をうけ、ドキドキの1日目。

予定よりも20分も早く着いてしまった。

家から車で20分だが雨の日の朝は渋滞があるかもしれない？！


結局すんなり到着したので隣の建物のコンビニに車をとめてバイト先に電話を入れた。


そう、バイト先はまだ駐車場を整備していないので車の置き場所がない。


結局国道沿いのコンビニに駐めてきた。それでいいと言われたから。


事務所に通されると既に3人の男の人達がいた。


げっ！！やはり男性中心の仕事？！


女は自分ひとり・・・


あちゃ～

私、なめていたかしら？！


3人の会話にはいることも出来ずにモジモジしているとようやく同世代の女性がはいってきた。


ほっ。よかった・・・・


5人だけ？


巨大な本やさんとビデオレンタルの店長さんは多分私よりも若そうであった。


朝礼で挨拶をしたときに、初めてその人が店長だったのがわかった。

単なる社員だと思ってたよ・・・


話しをいろいろしているのだが、ひとつ気になることが・・・



　店長さん、社会の窓、あいてまっせ～～～（≧∇≦）


静かに緊張した空気の中、そんなことを思っているのは私だけ・・・？


そして本当に驚いたのはそのあと。


なんと階下にいくと人がゾロゾロ現れてきたではないか。。。


派遣の人たちらしい。


全部で30名くらいであろうか・・・・全部、男の人。

まじに私、役立たずかも・・・


2度目の朝礼が始まった。

派遣組も2つの会社があった。班分けをしたのだが、直接本屋さんで採用組みは同じ班。


やたらひとり滑舌のよいバイトのおっちゃんがいた。


年齢不詳・・・


妻なんかもいるのかいないのか・・・？！


不思議な人。


非情に礼儀正しい。


休憩時間がおわれば・・・


「休憩、ありがとうございました～。」


へっ？！そんな挨拶しなきゃいかんのぉ？


口パクでワンテンポ遅れて頭だけ下げる私。


午後からきた人には


「おはようございます～。」


ええ？！この時間なのにぃ？！


なんだか目がテンだ！


この業界ではそうなの？！


女性Ｔさんは偶然にも私と同じ歳の子を２人持つお母さんだと判明した。


この夏、ディズニーシーに家族で行きたいがために短期でがんばるのだと・・・


いいね～


うちは夫が買った登山グッズの支払いが恐くて働きに来たとは言えなかった。


なかなか感じの良い人で話もあった。



「なんでタイムカードおして外出になっているのに、休憩ありがとうって言うんだ？！」

Ｔさんが言う。


１時間の休憩中・・・


ほとんどの人が横のコンビニでご飯を買ってきていた。

５人で食べていたのだが、帰ってきた彼らが持っていたのは求人情報誌！


「あそこは行ったことがありますか？」


「あ～、あそこは派遣に対して冷たいっすよ！」


「○○引っ越しセンターはお客に対して非情にいいが遣われる身としては厳しくてつらいですよ。」



「どこどこの棚卸しのやり方はですね。。。うんぬんかんぬん・・・・」


滑舌いいおっちゃん、あちこちバイトで行きまくっているようだ。


持ってきていた弁当は母の愛なのか、妻の愛なのか・・・・


はたまた自分の努力なのかは


絶体聞いてはいけない雰囲気。



どの人にも何も聞けないが仕事の話しで盛り上がる。


みんな・・・


嫁いるのかなぁ・・・


なんだか年齢も不詳。


滑舌マンなんて頭も良さそうで何でも知識あるのに、なんで正社員にならないのか・・・？！


なにか事情があるには違いない。


自分のことなんか語る人もいない。


なんか・・・


普通に仕事に就くのってやはり大変なんだなぁ・・・


我慢に我慢を重ねて夫も働いてくれているんだなぁ・・・


私は気楽に短期でバイトして、いやだったらやめればいいって心の中で思っている。


だから前のも続かなかった。



もし家族を自分が養うとなれば、甘い事なんていってられやしない。



昨日は本の入った段ボールを運ぶのが大変だったそうだ。


私は今日からだったので力仕事はしていない。


本の分類でおしまい。


前のベッドメイクの方がきつかった。


休憩もないままに３時くらいまでがんばったこともあったからなぁ。



そういう意味では今日は楽をした。


明日はまたどんな作業がまっているか分からない。


言われたことをしていくのだが、本棚をみるとなんだかあやしい分類もいっぱいあった。


私は手芸、料理にわけられたものを本棚におさめていた。


どうしてここにエロいのがあるんじゃ～っ！！


なんてびっくりすることも多々あった。



誰がしたかは記録に残らないけど、ものすごくいいかげんなのがある。


なんだかな・・・


そんな程度の仕事しかできないレベルの人たち・・・？！


自分もいいかげんだからね。



ま、いいんだけど。



とりあえず１カ月、週に４日くらいで他の人たちよりはぐっと少ない日数。


夏休み、こどもに自由な時間をちょっと与えてみることにした。


上が５年生になったことだしね。


担任にもそれはいいことだと言われた。


夫には驚かれたが・・・


夏休みが終わると同時にバイトをやめようものなら何と言われるか（≧∇≦）ぶぁっはっはっ！！


単なる子育て放棄になってしまうわけだ。


明日もちょっと挙動不審な滑舌マンから目が離せないであろう。


リーダーのようになっているし。


とにかく新鮮な１日だった。



社会の窓全開はお気の毒だった。


女性ならそっと教えてあげているが。。。。


まぁ、私もよくあることだから（≧∇≦）ぶぁっはっはっ！！



しっかり女性Ｔさんも見逃していなかったことは後で判明。



きっとみんな見て見ぬふりだったのねぇ。




やっぱりお気の毒だわ。