おきらく主婦のたわごと

日曜日の朝。


朝食はゆっくりと食べたい。


毎度のごとく一番最後に起きる私。


人の顔をみるなり長男が・・・

「あ、おかあさん、おなかすいた～！」



私は飯炊き婆か？！


めずらしく夫は休みで１日予定がない。


今日は飯炊き婆にてっすることになるのか・・・


だけど何だか起きてすぐ朝食作りに取りかかる気分にはならない。　←　いつものこと？


外野がうるさくなればなるほどじらしたくなるってもんだ。



「じゃ、今日は長男に朝ご飯頼もうかなぁ～。」


「ええ～っ！！」


そうだよな。。。


かろうじてコンロの火はつけられるようにはなったものの、まだまだ危険。


よし、やらせるか～！


夏休みのお手伝い学習だ。


「じゃ、目玉焼きとサラダと味噌汁にしよう。」


材料もあまりないのでメニューはすぐに決定。



家庭科で調理実習でサラダとゆで卵は作ったらしいが多分、率先して作ってはおるまい。


案の定、長男はタマゴの割り方もあやしい。



「殻がはいったよ～」


「え？！とればいいじゃない！」


ゆで卵だったから割ったことがなかったか・・・

結局４コの目玉焼きだったが３コの黄身がつぶれてしまい卵焼きのなかに黄身が１個だけ残った。


ま、こんなもんでしょ。


レタスをちぎり、トマト、きゅうりを切らせ盛りつけもさせる。



あらら・・・私が切り落としておいたトマトのへたの部分まで盛りつけてあるわ・・・



目玉焼きひとつにしても蒸し焼きもしなければいかんし、油のひき方から教えなければならないので手間がかかる。


しかし、やらせてないとこんなもんだな。。。

教えるのが面倒だから、自分でさっさとすませていたがこれではいかん！


夫がいい例だ。


ご飯を食べ終わると、夫以外はみんなお茶碗を運ぶのだが夫は絶体にしない。


「お茶碗を運ばない人は明日、カピカピのお茶碗にご飯をよそうからね～」と私。


「おい！長男、お父さんの分もよろしく～。」


「長男、いいのよ、しなくて！」と私。


「長男、やっておけばいいこともあるぞ！」


むむっ！なんと汚い！


長男は別におこることもなく、はいはい～と夫の分のお茶碗を運ぶ。


確かに最近は夫と行動を伴にする事は多い。


ちょっと夫には手本になってもらいたいところなのにカチンとくる。


今朝は長男が作った朝食。これは貴重である。


「長男、えらいね～。これで、おにぎりも作れるし味噌汁だってできるもんね！」


夫に当てこするように褒め称える。


そして食べ終わり、さて～片付けでもすっか～


重い腰をあげようとした私だったが・・・


「じゃ、お父さんが今日は後片付けをしよう！」


「まじぃ？！」



なんとも気持ちの悪い・・・


昨日、長男が


「おかあさん、下心って何？」と私にきいてきた。


そうそう・・・それよ、なにか下心があるんじゃない？



夫はてきぱき、食器をあらい普段私が磨かないようなところまで磨き上げていた。


「ここはいつ最後にみがいたの？汚いな～」


「き、昨日よ！！夏場はすぐ汚れるんだよ！」　←　ウソバレバレ～



後片付けを終えた夫はそのままソファーにゴロリ。


「雨が降る・・・」と私。


「今日は、雨降るよ。だから山には行けないもんなぁ。」と夫。


天気が良ければ子どもをつれて、どっかの山に行こうとしていたらしい。


本当に降るのか・・・


夫が働いてくれるなら私はトイレ掃除～



おっ！兄ちゃんは２階で布団をあげてくれていた。

なんだか感動だ！


しかも何もやりたがらない次男まで玄関掃除。


いったいどうしてしまったんだ、我が家？！


「今日は大掃除の日だね～！」


次男よ・・・・


これが普通の掃除なのだよ・・・


あまり言わないでくれ。


そして一同終わるとまたゴロゴロ～。


あ・・・昼ご飯の用意しなきゃ・・・


買いだし、行きたくないなぁ・・・・



「お昼はうどんでもよい？」と私。


「いいよ・・・」


あまり嬉しそうではないな？


「じゃ、冷たいのがいい！」と長男。



「ああ・・・そう？じゃ、ダシ作らないといかんかぁ・・・」


ちょっと面倒くさい。



「じゃ、お父さんがつゆをつくろうか？」



「まじぃ？！」



夫はささっと台所に行った。


数日前にも男達だけでうどんを煮て食べたらしいのだが、その時にも夫はつゆを作ったようだ。


みていると、しっかり昆布で一番だし。



かつおで（顆粒のだが）２番だしをとっていた。



あんた～


すげえじゃん。


そしてできあがったつゆを冷やし、後を頼むと私に託した。



こやつ・・・


できるのにしなかったのだね？！


私があてにするから・・・


確かに共働きの時で私が遅番の時に、週１回夫が夕飯を作ってくれていた。


作らなかったら出来なくなったのかと思えば・・・




単にもののありかがわからず、探すのが面倒くさいってこともあったのだろう。


外で働き、家でもご飯を作ることになっては・・・



私の立場がない？


いえいえ。。。


私はそれでも結構です。ブラボー！大歓迎！！　←　プライドない



仕事のあとは誰でもご飯なんて作りたくないわな。


とにかく今日は気味の悪い日であった。



これが日常化してくれたら、嬉しいのだが・・・




で、私は気楽なアルバイト？！


最高じゃないか！



罰当たりな嫁ですな。


週１でよろしく～



当分、ないだろな。



せめて食器は運んでほしいものだ。



明日は小学校のプール当番。バイトを休む。


明日も雨のようだ。休むことにしたのに雨だったらガックリだ。



夫よ。。。。



明日もご飯、つくってよ！




夫は軽く殺意をいだくであろうか。


もうすでに・・・・？！