おきらく主婦のたわごと

先日、家族でショッピングセンターに出掛けた。

夫もわたしも人混みは大の苦手。

とあるスポーツショップにいたところ・・・


むっ。あの人は・・・


はるか昔、わたしが会社つとめをしていたときにいた・・・


ほれ～名前は・・・


目があった・・・すれ違ってからもお互い目を見たまま・・・


「憶えてる？」とわたし。


「おぼえてるよ～。」


「ほ～んと～？」


確か会社をやめた後、お水のバイトをしていた時に偶然やってきたことがあった。


会社ではあまり口数が多い彼ではなかったので、謎めいた人という印象だった。

その時にいろいろ話しをして、


ほ～


へ～

そうなんだ～



って一気に親近感がわいた。


それからも数回友人とお客として来て、懐かしい話しをしていた。

それなのに・・・・


名前が・・・


でない!Σ(￣□￣汗…)


「hossyでしょ？」


「あら～、よく憶えてくれてたね～。」


その後、娘さんがやってきた。


「あら～、大きいねぇ、何年生？」


「６年生です。」


「うわっ！お父ちゃんもでかいから大きくなるわけだね～。」


その彼、身長１９０センチ近くあったと思う。


確か自慢の彼女も長身だと昔言っていたから家族でビッグなのであろう。


その後、現在の会社の少ない知り合いの話で少々盛り上がった。


そして娘にうながされるように去っていった。


「じゃ～ね～。」


もう会うこともないであろう。


おっと、忘れてた。


２メートルくらい離れたところで夫はアウトドアグッズに心をうばわれていた。


「会社のしりあいだろ？」


夫も知っているような名前がとびかっていたからわかるのであろう。


「そうそう。１５年ぶりくらいなのに分かってくれたんだぁ！感激！」


あーそーかいと聞き流すように夫はまだ物色中。


まだ昔の原型をとどめてたってわけだ～。


ちょっと嬉しい。


でも・・・・


まてよ。



ある意味・・・・



昔からおばさんってこと？！



ああ～


そうかも。


二十歳の頃は・・・


２８歳くらいに間違われていた。(((￣□￣；ガーン)



若さがなかった２０代だったわ。


う～ん複雑。


だいたいうちの家系、老けている。



そういうことか・・・・



「もう、いいおばちゃんなんだから～。」


うるさいよ！夫。


最近、口を開けばそんなことを言う。


こうなったら現状維持さ～


若いときにも特別光るものをもちあわせてなかった。



落ちようもないってことか？


そう思うと少し悲しい。



もっと悲しいのは人の名前がすぐに出てこなくなったこと。


これは完全に老化だ。



あ～やだやだ！


今に思い出すことも忘れてしまい、自分が分からなくなる日もそう遠くないような・・・


頭のトレーニングしないと・・・


その後、わたしは数日間悩むのであった。



あの同僚の名前で・・・


だけど、名前をいわなくても会話ってできるものだ。


かな～り失礼だが・・・



もともと失礼な私なのでそれ以上の失礼はないのかもな。


美しく歳を重ねるには内面がものを言うのかもなぁ。。。



「次男の意地悪さはお母さん譲り～。」



夫よ・・・


やめてくれんか？！



人聞きの悪い・・・・



次男は何かをしてやろう！と虎視眈々としている。


あたしはそんなのとはちがいますって～



え？！似てる？


誰もが言うが・・・



あまり嬉しくない。


それは次男のセリフかもしれんが・・・


美しく歳をかさねていくことは難しいようである。


もし私がそうなったら・・・



「あんた誰？」


そういわれるかもしれない。


意地悪そうなのが私なんかい？！(((￣□￣；ガーン)




「意地悪そう・・・じゃなくて意地悪なの！」


やさしい妻は何もなかったことにして聞き流すぞ。



失礼しちゃうわね～