おきらく主婦のたわごと

個人病院の大腸検査でひっかかり精密検査をすすめられていた私。


自覚症状まるでなし。


血便の反応がでたのは　痔　だと思っている。


実際痔だと思っていて、大腸ガンだったという話しを聞く。


私の友人の妹さんがそうであった。


まだ二十歳だった。


ずっと痔だと思って市販の薬を買って塗っていたらしい。


便器がまっ赤になるくらい出血するようになり、姉である私の友人にうちあけた。


その時の２人の気持を思うとやるせない。


友達はまだ１８歳の時にお母さんを亡くしている。


癌だった。


美しくやさしいお母さんだったそうだ。

何年も入退院をくりかえし、とうとう還らぬ人となった。


そして妹の癌。


それからは家族で闘っていた。

結局、妹まで亡くしてしまった。


病気が分かってから飼いだした犬。


妹の分身であるように今も大事に飼っている。


友人にとってはかけがえのない犬。


もう老犬になりつつある。時が経っている。


そんなこともあって友人は毎年、検査を欠かさない。


「私は父親に似てるから死なないわよ～。」


そんな強がりを言いながら今も独身でバリバリたくましく生きている。


癌は身近なところにある。


自分だってないなんて言えない。




とりあえず調べてもらえばよいだろう。


ってことで昨日、検査の日時を決めてきた。



「どこの病院に紹介状をかきましょうか？」

個人病院のお医者さんに言われて結局、その場で答えられなかったら


専門ドクター様　で書いてもらった。


うちから一番近いところに市民病院（Ｈ病院）があるのだが。。。

ここは最近、評判が悪い。


盲腸を見落とす。

ちょっと難しい病気になると他の病院にまわす。


予算がなくて若いドクターしかいないらしい。


そもそも私はその病院に不信感をもっている。


自分はそこで第一子を死産していた。

悲しい思いをしたうえに嘘っぱちの報告書を書かれ、二度とかかりたくないと思った。

なのでいつも隣の市民病院（Ｔ病院）にかかっている。


車で２０分。隣の市ではあるがちかいものである。


ちょっとした知り合いの話を小耳にはさんだ。


うちの市の住民健診でひっかかった人達がＴ病院にながれて、私の受ける検査が数ヶ月待ちだということだ。


隣の市で大きい病院で私の姪が働いているＪ病院もあるが・・・


あまり行ったことがないので、なんだか足がむかない。


そこもきっと、うちの市民が殺到しているような気がする。


きっと今の時期は私のような人が多いのであろう。


結局、夫が職場で受けることになっている病院に決めた。


ここは車で１時間。


高速をつかったので２５分くらいでついた。


紹介状を持って内科へ。


意外と早く名前を呼ばれ、ドクターと対面。


「私は消化器官専門ではないのですが・・・検査はしたほうがいいので日程を決めましょう。」


はい。よろちく～



１ヶ月後くらいだと生理が微妙なところだ。

一週間くらい平気でおくれたり早まったりするから。。。


そんな心配をしていると・・・



「来週でいいですか？」



「げっ！はやっ！」


思わず声にでてしまった。


なんじゃ、こいつ？！というドクターの表情が読み取れた。


「あ、はい・・・大丈夫です。」



予想外の答えに驚いた。


ここは交通の便が悪いのですいているようだ。


そこで私も検査をうけたことがあったが確かに検査のほうに力がはいっていたような・・・


とりあえず２カ月待ち、なんてことにならなくて良かった。



夫が昨年、そこで内視鏡検査を受けた。


初めての体験で夫は興奮状態で説明をしてくれていた。


そうか・・・


それを私がうけるのかぁ・・・


「ポリープなどがあればその場で切除して入院となります。」


あ、さいですか～


「個室と４人部屋、どちらにいたしましょうか？」


「４人部屋で！」　←　悩む必要なし。


でも・・・どうしても入院させたい？！





最悪の場合を想定しているのだよね。



２リットルの下剤をのまされるのかぁ・・・



温泉一泊ならよいが、病院の一泊はごめんだ。


値段も温泉とかわらないのか？！



うまいもんはいっさい食えず、出すのみかよ～



何もないことを祈りつつ、一泊の準備していくか。




ああ～



来週の今頃は笑っていられるだろうか。



ドキドキ・・・・