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テーマ:たわごと(26792)
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友達の中にCちゃんという人がいる。
Cちゃんは上の子が赤ちゃんの時代からの友達。Cちゃんの下の娘さんとうちの長男が同じ歳。 こどもが異性なので最近は子連れで遊ぶことがなくなった。 10年くらいのつきあいである。 結婚して10年くらいはだんなさんの実家で同居。 だんなさんの転勤から別居生活の気楽さに目覚め、数年前に地元にもどっても同居の道を選ばなかった。 なんとCちゃんは勝手に中古住宅の購入を決めてしまった。 長男が赤ちゃんの頃はまだ同居していて 「遊びに来ない?」 愛想良く誘ってくれて、ちょこちょこ遊びに行っていた。 時にはお義母さん、お義父さんもいたが遠慮することなく遊びに行った。 どうもCちゃん、うちに来てと誘っても自分の家にきてほしいというタイプ。 ちょっと出不精なところがあった。 家が居心地いいのだろうな~と思っていたので別居の話しを聞いたときには正直驚いた。 Cちゃん、転勤から戻ってきてこちらで生活をたちあげるまではのんびりするわよ~ 半年でのんびりにもあき、家で内職をはじめた。 1年経って内職にも疲れ、夏前にきっぱりやめた。 ひとりで休みなくずっと内職中心の生活に飽きてきたのだという。 そして夏前から彼女は就職活動を始めた。 行きつけの美容院で紹介してもらったという会社に行ったらしい。 2日でやめてきた・・・ 「世の中が厳しいのか、私にこらえ性がなかったのか・・・お恥ずかしい!2日よ!!」 いえいえ・・・私にもありうる~ そしてハローワークに通う日々。 どうこうしているうちに夏休みに突入。 就職活動一時中断となる。 そして最近2つの会社の面接に落とされたと笑いながら話してくれた。 「面接ってやっぱりスーツ?」と私。 「いやぁ・・・スーツなんかないよ。だんなにも言われたんだけどねぇ。」 自分だけがスーツで周りがラフなのも嫌だが・・・・ そもそも私のバイト先なんて今のところは知り合いのいとこの喫茶で面接もなし。 以前行っていた寿司工場なんか住所も数ヶ月経ってから知らせたようなところだし。 履歴書だってだしていない。 今の喫茶は週1,2回だが時給が悪くない。 もう少し慣れたら他とのかけもちを考えるが今はのんびりな感じ。 自分、不器用っすから~ 話しをもどすとCちゃんが落とされた会社というのが・・・ 毎週行っていたハローワーク。 落とされて次から行きにくくなったという・・・ 「別に気にしないでいいんじゃない?」 そう慰める。 もうひとつは眼鏡屋さん。 家から近いと思っていたので申し込んだが、実はそこではなく車で10分くらいのところだった。 言い出しにくく、そのまま受けたのだが・・・・ 眼鏡は宣伝のこともあって定期的に買い換えなくてはならない。 キャンペーンの時は店としてのノルマがある。 時給750円でそりゃ~ないだろ?! しかも隣の市の店の採用と聞いたとたん、 「あそこなら、いやです!!」 車で20分もCちゃんには堪えられないらしい。 Cちゃん、希望は歩いていけるか自転車通勤らしい。 最近、Cちゃん、家の外壁を工事したということだ。 それも飛び込みのセールスできた人の話にのって・・・ 「あなたは美味しいお客だね~。」 「そうでしょ・・・ちょっと騙された感じがあるかも・・・でも雨漏りとかもあったのよ、実は・・・」 この人、無駄金はいっさい遣わない。 買うときには金を惜しまないタイプ。 同居時代にそうとうためこんでいたのか・・・・ 尊敬のまなざし。 今回の外壁工事にあたって思うことがあったというのだ。 家の両側は畑。 2人のおばあちゃんが毎日畑仕事にやってきて、会話をかわす仲。 引っ越してきたときはいろいろ情報をもらえて助かったということだが・・・ 外壁をなおしたということで子ども部屋にエアコンをタダ同然でつけてくれるということになり、頼んだという。 「外の工事おわったみたいだけど、中も綺麗にしているんけ?」 それぞれのお婆ちゃんたちから言われたのだという。 そして通りすがりの散歩のお爺さんが・・・ 「おお~、あんた~、金かけたの~、新しいのを建てた方が安かったんじゃないのか~?」 Cちゃん絶句。 世間の目の恐ろしさ・・・ 「なんで私が仕事を探しているのかっていうと・・・近所の目だよ。。。」 「ええ~っ!そんなんなら無理することないじゃない!!堂々としてなよ!」と私。 「昼にスーパー行くとさぁ・・・若者がいないんだよね。。。。罪悪感を感じる。」 えっ!!私なんて堂々とラケット持って出掛けてるのにっ!! つつましく生活しているあなたが何の罪悪感を感じるのよっ!! そのつつましさ、外には分からないのよね~。 私もかなり優雅だと思われているが、実はカツカツ。 お金をかけているところだけが世間様には見えるのだからね。 Cちゃん、だんなさんの嫌味よりも世間の目が一番恐いというのだ。 田舎で専業主婦をしているのは悪でしかないってね。 「それがなにか?!」 私は開きなおっている。 「私には働く気があるが私を雇おうとしてくれるところがないだけよ~ほほ。」 おばか丸出しであるが・・・・ 今日もCちゃんはハローワークに行っているのだろうか・・・ そう言えば市役所の短期仕事が10日ばかり入ったと言っていた。 私ならそれで満足だが、彼女は罪悪感からどこどこに就職しているって言いたいようだ。 ひとそれぞれである。 そして私も求人情報を見ながら・・・ 「今日もたいしたところないわね~。」 たまっていく情報誌が悲しさを物語っている。 そんな日々をすごしていくのであろう。。。。 情報誌を手にとるのは習慣化している。 夫の嫌味を右から左に受け流す~ それも、もちろん習慣である。 世の中、14歳の挑戦には温かい目でみてくれるが・・・・ 40歳の挑戦には冷ややかなものである。 ← 歳暴露(≧∇≦) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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