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テーマ:癌(3550)
カテゴリ:健康
昨日は喫茶でバイトの日。
週末営業しかやっていないお店。 数ヶ月前に奥さんが手作りジャムを商品化した。 月に1,2回、ジャム作りに行くことになっている。 それが昨日。 その前日に実家から遅くに電話があった。 その日の昼に、なんだか気になって実家に行っていた。 父がひとりでいた。 母はどうしたのかと聞くと、バスに乗っていったというような事を話す。 父の記憶はかなりあやしい。 もしかしたら後ろの畑? 町に買い物に出掛けたとしてもいつもならお昼には帰ってくるはずの母。 でも買い物なら月曜日に行けたはず。 6月の終わりから父は週に1回ディサービスを利用することになった。 月曜日は母が病院に行くことが多いため。 毎週というわけではないので、買い物ならその月曜日に行けたはず・・・ なんだか胸騒ぎ。 もしかしたら病院か? 2時頃バスがくると家の前に停まった。 母が降りてきた。 「朝、めまいがしてつらくて病院に行った~。」 このところ、ストレスのせいだと思うのだが喉の渇きを訴える。 うつ病? それに近い状態だと思う。 正確には生まれながらのうつ病だな・・・ 母は病院が好きなのでひどいときは週に数回病院に行っていた。 父が倒れてからは、そうもいかない。 生活を規制されてから母はすっかりふさぎ込んでいる。 この世の終わりという顔。 父は自分の足で歩いている。 寝返りだってうてる。 ごはんだって自分でちゃんと食べられる。 おむつだってはいてない。 でも母にとっては病気の父と過ごすのが苦痛らしいのだ。 介護もしていないのに介護疲れとは・・・(≧∇≦) 夜遅い電話の内容だが・・・ 「お腹をさわるとタマのようなできものがある!これは癌だ!はやく病院にいかないと!」 なんだよ・・・ 昼にあったときには何も言わなかったくせに! 母の大騒ぎがまた始まった。 母などあてにしていない。 「はいはい・・・入院するなら早めに言ってよ。私がそこに泊まり込むからね!」 病気の父をひとりおくわけにもいかない。 こんなこともあるかも・・・ 予想はしていた。 母は我が身がいちばんかわいいのだ。 癌 = 死 母の頭の中はそれでいっぱい。 お言葉ですけど・・・ 父はすでに癌ですよ。 それを知ったときよりも動揺している。 それも父の面倒をみるために・・・・ ではなく、ただ自分が死んでいくのがイヤなのだろう。 「爺よりも自分の方が弱っている!」 そう言い切ったときに、もういいと思った。 「はい。好きにしてください。病院に行って切るなり、好きにしてください。」 癌だからと言って今日明日どうなるわけでもない。 若くはないから進行だって遅いはず。 しかし・・・ 私もなんでこんなに態度がちがうのかと思ってしまう。 父に対してはものすごく涙がでるが、母に関しては腹がたつ。 今、この時に確実でもないことになぜ大騒ぎするのか・・・・ 次の日はバイトがはいっているから母には付きそうつもりはなかった。 他の日だったらそれでもいいが・・・ かなりパニックになっている母にあきれるやら・・・ これが私の母だもんなぁ・・・ と半分あきらめの気持ち。 この人の世話をするために私が生まれたのかな。 そう思うしかない。 そして昨日の朝、実家に電話をいれる。 「で、今日、病院にいくの?」 「行く!おばちゃんが(母の妹)一緒にいってくれることになった。」 はいはい。また人任せかよ・・・ 叔母さんには申し訳ないが助かる。 思いこみの激しい母では医者の診断もどうとるかわからない。 叔母さんもそのことが分かっているので付き添いを自分から言ってくれたのだろう。 叔母に朝、申し訳ないと電話をし結果を知らせてくれるようにと頼んだ。 そして昼前に叔母からの電話があった。 「なんでもないって!ここにできているっていうところを私も医者もさわるんだけど、 どこにもないんだよ。あばらのほうなんだけど、ちょっと軟骨があったみたい。 心配はいらないよ~。」 ごめいわく、おかけしました・・・ ほらね・・・ だから私ももう心配するのはやめたのだ。 何度もこういうことがあった。 さわぐだけさわぐ。 父がどうした、誰がどうしたってことで昔から大騒ぎ。 ハッキリ言って母は精神的に問題があるのではないかと思う。 生まれながらにそうなのだと思う。 これを性格とすればかわりもの。 父には同情してしまう。 よくここまでつきあってくれたと感謝する。 仕事が終わって30分かけて実家に様子を見にいくと ご飯をたべていた2人。 「お前もご飯食べるか?」と父。 はい、ノーサンキュー。 家で子どもがまってるから・・・ 母をみると 「安心した~。」 と昨晩の不安な姿はどこへやら・・・ もう怒る気力もない。 この母のもとに生まれたことで悲しんだこともあった。 しかし、私はこの母から生まれた。 この人なしでは私はありえなかった。 子どもが親を選んで生まれてくるという説がある。 私はこの母の元で修行をする必要だあったのだろうか・・・ 生まれる前の記憶はないが・・・ 嘆いても仕方のないことでもう嘆きはしない。 ただ・・・ まだまだ人間ができていないので、ムッとしてしまう。 これでも随分まるくなったのだが。 愚痴はここまでとしよう。 笑うしかないわ(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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