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今日は父の病院の日。
内科は1ヶ月に1度かかっている。 こちらは糖尿病のお薬をもらいに・・・ 肺ガンのほうは特に決まってはいない。 薬をもらっているわけでもない。 私が勝手に気まぐれで連れていっている。 病院の中の移動・・・ 段々歩くのがつらくなってきたようで最近は車いすをつかう。 今日は母と3人で病院内をチョロチョロしていた。 父のために車いすを借りてきて 「はい、乗って!」 「バーさんを乗せてやってくれ・・・」 母も歳だからしんどいけど、いいんだって・・・・・ 外科の先生が担当。 「毎日、なにしてるの~?」と父に聞く。 ほっほと笑うだけの父。 「寝たり起きたり・・・寝ていることの方が多いです。」 私が答える。 「ご飯はおいしいかな?」 「はい、おかげさまで。」 「顔色も良いし、体重も増えたんじゃないの?」 先生には意外な感じなのだろう。 手術を希望しなかった私たちは薬ももらわず、こうやっていつも問診のみ。 時々X線写真をとるくらい。 退院して、こうやって何とか病院に来られることに感謝だ。 診察が終わって待合いにもどった。 座って待っている母にひとこと。 「お前もみてもらえ~。」 元気なときにはそれぞれ違う方向に向かって、 時間を共有することが少なかった2人。 いっしょにいればすぐに口げんか。 今でも母の手荷物を持とうとする。 自分がしんどいのに・・・ 何でも忘れちゃう父。 病気だってことも忘れていることがあるんだろうな・・・ ただ母のことはいつも気になっているようだ。 本当は昔から気になっていたんだよね・・・ やっぱり父は不器用な人だったんだなぁ・・・ 病気は父に素直になることを与えてくれた。 ん・・・・ 病気もいいもんだね。 病気になって今まで見えなかったものがみえるようになる。 昔はあの2人の姿を見たくないとどれだけ思ったか・・・ 今はほんわか~とした気持ちになる。 おかしなもんだね。 私も少し成長したか・・・?! 歳をとっただけか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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