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2日前、朝起きると外は真っ白。
げっ!この辺りでこれだけあるってことは・・・ 山間部にある実家はそうとうだな・・・ その日は福祉の方が来られる予定。 プラス父のための床ずれ防止のマットを業者さんがもってくるということで2組のお客さんが来る予定だった。 となると・・・ 母は朝から掃除しているだろう・・・ 見栄っ張りだからね~ これではヘルパーさんを頼んだとしてもヘルパーさんが来る前の掃除をしそうだ。 家に向かう途中、雪の量がだんだん多くなるのを感じる。 やっぱ、秘境だわ・・・(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! 途中で笑えないくらいになった。 家の前にどう考えても車が停まれる感じではない。 着いて家にも入らずせっせと雪かき。 15センチくらいだから、その辺りではまだまだ序の口。 前日にタイヤ交換をしてきてよかった・・・ ちょうど約束していた福祉の方(女性)来られたので一緒に家に入る。 「こんにちは~。」 母の声がしない。 見ると母がコタツからでてうずくまっている。 「どうしたん?!」と私。 「あし・・・あしがかたくなって痛い・・・」 そして痛いと悲鳴に近い泣き方。 おいおい~ 「おかあさん?大丈夫ですか?こむら返りですね?」 ずっとうずくまっている。 母は答えもせずに呻いていた。 大げさな人だからね~ お客さん来ているというのに、そっちのけ。 こら~相当痛いらしい。 はいはい・・・ どれどれ・・・・ どうかしているうちに今度は床ずれ防止用のマットをもってくる業者さんまで来た。 男性だった。 「すみません~、どうぞ、おはいりください~。」 おじさんがマットをもって入った来た。 「すみません・・・エアーを入れたのですがよろしいですか?」 「ええ~、お願いします。ちょっと、こっちは手がはなせなくなってしまって・・・ あちらに父がおりますので、よろしくお願いします。」 父はひとりでは起き上がれない。 雪が降って寒くなるので布団から出すのも大変。 福祉の方(女性)が父の世話をしてくれていた。 申し訳ない感じ。 まったく母はタイミングが悪いっていうか・・・ よくもまあ、同じ時間帯にぶつかったものだ。 うずくまっている母の様子をみると、介護でかなり疲れている様子だ。 おむつ替えだけでも慣れないので、母には大仕事。 おまけに今日は朝から少し雪かきしたらしい。 全然、そんな様子はなかったような気がした。 多分、そのあとまた積もったのだろう。 このままだと、この人、父の介護どころではない。 じゃ、ヒーリングでもするか・・・ 母のふくらはぎにさわる。 「いたーーーーい!!」 ますます痛いのか? では、もう少し・・・ 痛がる。 まずいのか? そのまま続ける。 深い呼吸をしていて手を添えていたところ5分くらいしたころ・・・ 「あ~痛かった。」 ケロッとして立ち上がる母。 マジ?! まあ、放っておいても治った頃だろうと言われればそうなのだが・・・ 「いつもは夜になるんだけど、昼になったのは初めてだ・・・」 慣れないことはしなさんなって・・・ そのあと父の様子を見にいった母。 「あらっ。お母さん、治ったの?」 「うん、うちの子、なおせるのよ。」 「へ~、娘さん、マッサージ上手なんですね~。」 マッサージではないんですけどね(≧∇≦) 全然、さすってもないから。 痛いところに手を当てるのは誰でも反射的にする。 それと同じだ。 人は本能的にそうして治している。 母の場合は私が手をおくと楽になるのを何度も体験している。 だから今さら驚かない。 最初は 「なんで、そんなことができるんだ?」 そう言っていたが今では、効果があるという気持ちが良くさせているのだと思う。 快適なベッドになり、父は喜んでいた。 手続き完了してお二人とも帰っていった。 マットをもってきてくださったのは個人の業者さん。女性の方はもともとベッドを手配してくれた人。 不要になった前のマットを、ちょうどその女性の方がもっていくことになった。 本当は同じところで借りたかったのだが、今はないということでケアマネージャーさんが紹介してくれたのだ。 男性の方は最初、福祉の方を家族だと思われたようで、サインをその方に求めていた。 笑える~ と笑えたのもそこまで。 そのあと、まさかの出来事を知る由もなかった。 それはまたあとで・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月22日 11時16分36秒
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