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テーマ:癌(3518)
カテゴリ:健康
母に癌がみつかって5日経過。
今後の治療について主治医からお話があった。 母の弟が一緒に話しを聞きたいと言うことで来てくれた。 「あまり良いお話ができません・・・」 わかっている。 内科の主治医からの話しでだいたい分かっている。 膵臓と肝臓に癌がある。 ものすごい早いスピードで悪化している。 そう聞いていたから。 昨日母が喜んでいた。 「手術しなくて良いらしい。薬で治していくみたいだ。」 それって・・・ 手術はもうやっても無駄ってことだよね?! 母はそうは思ってはいない。 「膵臓が腫れているとお母様には話しました。」 ということらしい。 まあ、良いように考えてくれた方がいいのか・・・ ただ抗ガン剤治療ってイメージは私にはつらいとしかない。 伯父は少しでも長く生きられる可能性があるのならするのが当たり前という意見。 抗ガン剤の効果があったとしても1年はいられないだろうってことだ。 おそらく半年・・・ それ以下かもしれないし何とも言えないところだろう。 当たり前ってことはないって私は思う。 数ヶ月の間に、本人が自分の足で歩いたり思うように身体が動けるのなら やり残したことをやるには良いが・・・ 寝たきりの状態に近いかもしれないなら、それは本人にとってどうだろうかと思う。 父と同様、私は自然にするのもひとつの方法だと思うのだ。 痛みがきたら緩和治療をすることを自分は望む。 母には告知はしていない。 主治医としては、今の腫瘍のできかたでご飯を食べられたり、歩いたりしている母の姿が 信じられないらしい。 本当なら痛みがあっても不思議ではない状態だという。 そこも父と同じか・・・ そして今日は夫の母から食事に誘われていた。 昨晩電話があった。 私は都合が悪いからと断ると、義母は私が体調が悪いのかと心配してくれた。 そうではないことを夫が伝えると、すごく気にしていたらしい。 「ちょっと話して!」 夫が私に携帯を手渡す。 もう隠してはいられない。 父の肺ガンの件は内緒だった。糖尿病と認知症がひどいということだけは話していた。 母が入院して家で看ていることは、義母にはまだ言っていなかった。 「実は・・・実家の母が入院しちゃって父をこっちの家につれてきちゃったんです。」 「え~っ!そりゃあ大変!まぁ、いつかは、そんなこともあるかとは思っていたけどね。 で、おかあさんはどうなの?」 「ええ・・詳しいことは明日(今日)主治医から話しがあるそうです。」 「そうなの?!分かったら教えてちょうだい!」 義母は律儀な人だから母のお見舞いに行くであろう。 昨日の時点で母の入院の件だけは話したが、もう二人とも癌であることは話さなければならないと感じた。 夫はずっと内緒にしてくれていた。 「もう言わないわけにはいかないよね・・・」 「そうだな・・・」 今日、とどめは義母からのメール。 「詳しいこと、わかった?メールください。」 本当は顔をみて話したかったが今の私の状況ではそうもいかないので電話した。 ありのまま正直に話した。 予想通り義母は驚いた。 そうだろうな・・・ 「大変だわ!あなたこそ、身体を大事にしないと!」 はぁ・・・ 今のところはそうでもないんですが・・・ 今、夫と子ども達で外食に出かけた。 話しは病気のことでもちきりだろう。 父の病気を隠していたのは少々後ろめたかった。 ばらしたら気が楽になった。 月曜日から母の抗ガン剤治療が始まる。 副作用がひどいんだろうな・・・ 母がどれだけがんばれるかにかかる。 しかし本当に二人とも癌だとはね・・・ ケンカするほど仲が良いとはよくいったものだ。 なるようにしかならない。 そう言うと冷たいように聞こえるだろうが・・・ やっぱり私は冷たいのかもしれないな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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