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おきらく主婦のたわごと

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2009年02月19日
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テーマ:癌(3518)
カテゴリ:カテゴリ未分類
母の癌がわかり、姉との話し合いの結果、抗ガン剤治療をやめることにした。

少しでも延命を!と主張する伯父の手前、月曜日から始めることにすると言ってあった。


でも姉と意見が一致したので土曜日にすぐにストップをかけた。

これで母を迎え入れ、私たち家族が見守っていこうと覚悟した。


そして、その日の夕方に私の携帯に何度もどこからか電話がはいっていた。


ん?!


そしてまた電話が鳴った。


「××病院です。実は今、おかあさまの弟さんと言われる方が

着替えをさせて勝手に外出させようとしています。

私どもは許可がだせないのですが、今からすぐ来られますか?

そして病気のことを本人に話されてしまったと言ってるんです。」



なにを~っ?!


「わかりましたっ!すぐにむかいますが、母とその人を離しておいてくださいませんか?」


嫌な予感がした。


叔父だ!


私は寝たきりの父がいるから離れられない。

日曜日だから姉はいるはず・・・


すぐに電話して病院にいってもらうようにした。

「私だけではダメだから旦那もつれていくよ!」

うちの夫もすっとんでいった。


看護婦さんの話では兄弟たちと話し合いをするのが目的の外出らしい。


何を今さら!!

今まで兄弟とは言いながら、母が父の介護が大変だって誰ひとり手をさしのべてくれなかったじゃないか!!


なんて勝手なことを!!


叔母に電話する。


「叔母ちゃん!今から話し合いがあるの?!叔父ちゃんが婆ちゃん(母)を連れ出そうとしてるって!!聞いてる?」


「え?!何にも聞いてないよ~。」


「なんでも兄弟で話し合うってさ!全部、病気のことを詳しく話してしまったかもしれない!

なんで、そんなことをするんだろ!!」


私のテンションで叔母は、やばいことになったとタジタジになっている。


あんた、どんな風に伝えたんだよ!!って言いたかった。


1時間ほどして夫が帰ってきた。


「どうだった?」


夫は延々と話してくれた。


主治医から叔父と私とで母の病気を聞いたときの私の態度が気に入らなかったのだそうだ。


親なら1分でも長く生きてもらいたい!助けてくださいって頼むのが子どもじゃないのか?!

そう怒っていたらしい。


夫も負けないで反撃したらしい。

「何の権利があって、そんなことを言うんですか?」


「おれは兄弟だ!!」


すると向こうはカッカして何やらテーブルにたたきつけたらしい。


「ワシは民生委員やっとんじゃ!!何件もこんなのにつきあってきとるんじゃ~。」



はぁ~?!

それでぇ・・・?!


夫は言いたいのをぐっとこらえたらしい。(≧∇≦)


そうやっているうちに姉が来た。


その時点で夫は話すのをやめた。


そのあとの姉の姿で夫も姉のだんなさんも姉の子もみんなだまってしまうくらい、


ものすごい勢いだったらしい。


わかるよ。。。


あの人の口には勝てませんって・・・


「お前らは、早くやっかい払いをしたいんだろ?」


「叔父さんは抗ガン剤の辛さをしらないから言うんじゃない!

 私は義父のつらさを目の当たりにしてるのよ!

 辛い思いをしたって、確実に長く生きられるわけではないのよ!

 もしかして2カ月っていわれてるものが1ヶ月になったとして、そのときに


 叔父さんはどう責任とってくれるのよ!」



「ふっ。そしたら、お前達になおさら良いんじゃないのか?」

そう言って笑ったというのだ。



なんだって~っ!!怒ってる


ハッキリ言って、おかしい、あの人!


けっこうまともな方の叔父さんだと思っていたけど、とんでもないくせものだ。


私の態度が気に入らないっていうのにはわけがある。


きっとは母電話なんかで私の文句を日頃から言っていたのだろう。


母は自分のしたことや言った事なんて言いやしない。

母にかかれば誰だって悪者になる。


叔父だって叔母といっしょに母の悪口を言っていたじゃないか!


それなのに、なんだよ!


おめーみたいな民生委員には世話になりたくもないわ。


そして夫と話していたときに言ったセリフがすごかった。



「おれは姉を離婚させてもつれていく!

 そして他の施設にいれる!

 俺にはそれくらい力がある!」



ほうほう・・・

できるモノならやってごらん・・・


あほちゃうかっ!!


ちなみにあんたが言ってるその施設、二百人待ちだそうだよ・・・

たかが村の世話役で何を言ってるんだか・・・


またうちの一族に変な人がいるのが夫に知られてしまった。


ま、うちの母で十分分かっているとは思うが・・・


しかし、うちの母のように悩むのが仕事のような人に勝手に告知しやがって・・・


どうしてくれよう。


その時は怒りでいっぱいだった私。


でも・・・


もしかしたら、これって、そうすべきだったのか・・・?!

治ると信じている母に気持ちの部分で病気の進行を悪化させることは避けたかった。


告知も人をみてやるべきだと私は思う。


今の場合、主治医もやめた方がよさそうだと言ってくれていた。


良く考えてみれば、気持ちが落ちていく母を見ていく自分が嫌だったのか・・・


私たちのエゴなのかもしれない。


そうなっていく母を見守るのも大事なことなのかもしれない。


もしかしたら母だって心残りのことがあるかもしれないしね・・・


言ってしまったのなら仕方ない。


ただ、衝動的に母が何かをしないかと気になった。


姉は話し合いが終わったあと母に付き添っていた。


叔父が全部話したというのは本当なのか?!


確認しようとするが、どうもわからないという。

とぼけているのか、本当に分からなかったか・・・・


私もいまだに聞くに聞けない状態ではある。


叔父は今度、母に主治医から説明をしてもらった上で母に抗ガン剤治療をするか決めてもらうと言って去っていった。

それが今週の月曜日の3時に行われることになっていた。


夫と私と姉と叔父と母。


「意見はひとつにまとめておいてくださいね・・・」


看護師さんから言われていたが、そうもいかない。


時間になった。

夫が一番乗り。姉は母の病室にいた。

一番遅かったのが私。


叔父の到着が遅い。


そして時間が過ぎていった。



こねーのかよっ!!


呆れてものも言えない。

結局は主治医と3人でもう一度話しあった。


私の気持ちはかわらなかった。


少しでも元気なうちに現在の家で私たちとすごしてもらいたい。

家で痴呆の父が母を待っている。

姉はそう言う私には感謝するし、自分もそれが安心だと言ってくれた。


その日の朝、実は私は母とケンカになってしまった。


「うちに来ればいいじゃない!」

「いやだよ、まだ病院にいるよ!」

「なんで、そんなに病院がすきなのよ!家で薬を飲んでればいいじゃないの!

 爺ちゃんだって、婆ちゃん婆ちゃんってうるさいのよ!」


「爺のことなんて、どうだっていい。」


やっぱり、病気のことを知って自暴自棄になったのか・・・・


そのまま、午前中に帰ってきた。

そして午後にもう一回、病院に行っての話し合いだった。


「1日でも元気なうちに連れてかえります。」

私の意見はかわらなかった。


「そうですね・・・例え、その日に痛みがきたとしても、それはありですね。」

主治医は言ってくれた。

嬉しかった。


「いい?」

夫に聞くと


「お前さん達が決めたならいいと思うよ・・・」

そして3人で母の病室にいく。


「退院して家で療養してもいいらしいよ!」と姉。

一瞬、母が嬉しそうな顔をした。

私が言ったときにはあんなに嫌だと言っていたのに・・・

夫がカーテンを開けて入ってきて言った。


「婆ちゃん、退院していいぞ!爺ちゃんもまってるぞ!」


母はにっこり笑っていった。


「これから、よろしくお願いします。」


最近の母にはなかった笑顔だった。


「じゃ、明日、退院するわ。」と母。

帰り道、夫が言った。


「本当は、抗ガン剤治療にかけてみるのもいいかなって思ったんだ・・・

 でも、あの婆ちゃんの顔をみたら、そんな気持ち、ふっとんだ!

 つれて帰ろうって思ったよ。」


嬉しいひとことだった。

夫の母もはやく連れてきてあげなさいと言ってくれる。


母がこんなにすんなりオッケーしたということは・・・


余命を知っている確率は高そうだ。


自分が元気になると思っているなら、父亡きあとは実家でひとりでがんばると言うはず。


1日でも元気で過ごせるようにと願う。


ものを食べられる状態ではない。

歩ける状態ではない。

そう言われているが今はなんとかご飯も食べて歩いている。


ものすごい生命力が強いと思う。


家にきてもあいかわらず憎たらしい事も言うが、それでいい。


元気な証拠だ。

父もなんだか少し頭がしっかりしてきたように思う。

ひとりで厄介になるよりは二人の方が気楽なんだろうか・・・



こんな日がくるとは思っていなかった。


親もかわいくなったものだ。

うまいことでいていると思う。


弱いモノを支えるのであっているんだよね・・・


子ども達、よ~くみておけって感じ。


自分も世話になるつもりはないが、いつかそうなるんだろうか・・・


老いってそういうものなのかもしれない。


















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最終更新日  2009年02月19日 10時58分52秒
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