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テーマ:癌(3518)
カテゴリ:健康
肝臓癌、膵臓癌と診断されている母。
最初の診断からいくと・・・ あと2週間である。 まだ食事もとれる。 歩ける。 認知症は進んでいるかなぁ・・・ おいおい~ 誤診?! 本当にそう思えてきた。 痛いとすれば、ベッドで寝起きするときに筋をちがえたのだろうか・・・ 脇の下あたりが痛いらしい。 「この家の戸は重いんだよ!!おかげで、脇腹がいたいよっ!!」 またモノにあたっている。 「実家の戸なんて、もっと重いじゃないのよ!」 私がひとこと言ったから大変。 「私が元々の家にいれば、こんなに弱くならなかった! こんなところに押し込めたから身体が弱くなったんだ! お前が私を連れてきたんじゃないかっ!!」 そう言ってぷりぷり怒る。 ちょっとしたヤ○ザだな・・・ 誰か(何か)のせいにしたくて仕方ないらしい。 こんなに元気なら、まだまだ生きそうだね・・・ 姉とそんな話しをする。 姉は毎週、甲斐甲斐しく母の言うことも「うんうん・・・」と流し世話をしている。 姉に頼めても私には頼むことがでいないことが母にはたくさんあるらしい。 ラッキー!私は助かるけどねぇ~ 「どこどこの水をくんできてくれ~」 もう医者は信用していないらしい。 それは正解かもね! 癌だと言われ、医者にサジをなげられた人たちが入りにいくお風呂がある。 そこの水を買ってこいとうるさい。 数ヶ月前に私はポリに入れて買ってきた。 今は私には言えないらしい。 私に弱みを握られたくないようだ。 熱を出して具合が悪いときは、あれこれしろとうるさいが、 少し元気になると私には言いたくないらしい。 「あいつは何もしてくれない!」 姉にそう言いたいからだろうか・・・ 今日は子どもの用事で家をあけなければならなかった。 朝から姉に来てもらっていた。 「今日も愚痴を聞いてあげてね・・・ いっぱいたまってそうだから(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!」 昨晩は脇腹の痛みで眠れないらしく どこどこの名水ではきかなかったらしい。 「○○△××!!」 何やら大声で叫んでいた。 うめき声は無視している私。 いちいち反応してられませんって~ 冷たいようだが、こっちの身体ももたないよ~ 昼間は父の便秘で摘便までして3時間格闘したんだから・・・ あんまり怒鳴るので見にいく。 「なに?」 「救急車よんでくれっ!!」 「なんで・・・?」 「熱がでる!」 熱くらいで呼べますか・・・ 「本当に呼んでい~の~?熱で?」 「背中、湿布貼ればいいんだよっ!!はやくはってくれ!」 はいはい・・・ 人の気をひくのに必死のようだ。 「痛み止めをくれ!眠り薬も・・・」 ここまで言うから仕方ない。 でも命、縮まるよ・・・・ 痛みに弱い人なので仕方ない。 でもね・・・ これって癌の痛みとはちがうと思う。 本当の痛みがきたら、この人、どうなるんやろか・・・ その数時間後・・・ 「いたいっ!!お前、何を飲ませたんだ!! いつもの薬とちがだろう! まちがえただろう!」 まちがえてませんから・・・ 「名水ばっかり飲んでるから強くあたったんじゃね~の~?!」 冗談っぽく言ったが、本当に痛そうだった。 「石の上に寝かされている! なんだ、これは・・・ 石の上に・・・」 何十回と同じ事を言っていた。 また姉に報告するんだろう・・・ ってことで姉に前もって言っておいた。 「ということで、今日はまた言いたいことがあるらしいのでよろしく・・・」 「うーん。気が重い。 なんか・・・いやだよ~またお前がいなくなった瞬間、スリスリよってくるんだから!」 「悪いね~。言いたい人だから(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!」 そう言っているうちは身体は元気なのよね。 そして私がでかけたあと姉から電話があった。 「やってもーた。 怒鳴ってしまったわ。 今、婆さん、荷造りしてるわ。。。」 (≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! 恒例の荷造りですかぁ・・・ 心のよりどころだった姉につきはなされ、今度は自分の妹に連絡しろと言ったらしい。 確か、妹のことではプンプン怒っていたはずだが・・・?! 認知症なのでもう忘れているのだな。 結局、叔母がやってくることになったらしい。 きっと自分がこの家で待遇が悪いのだとチクリたいのであろう。 姉のいないところでコソコソ言いたいらしい。 私のことを姉に言っていたように、 私たちがやってもないことをやったように叔母に話したいらしい。 「いらんこと、言うなよっ!」 姉は思いっきりドスをきかせて言ったらしい。 姉の監視の下、叔母と話していたらしい。 姉の鋭い視線・・・ こわか~~~ 「誰を怒らせたらこわいのか・・・ 思い出させてやったわ(* ̄▽ ̄)ニヤリ」 私が言うと、またキーキー言うのだが姉だとだまる母。 この違いはなんやのっ!! ま、いいんですけど。 認知症がはいっていると、病気は意外にすすまないのか?! だって病気だって事も忘れているから・・・ これって良いことなのか・・・ 悪いことなのか・・・ 気持ちは複雑である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月22日 18時21分59秒
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