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私と病気の母とのやりとりを見ていた姉が言った。
「お前、どうして婆ちゃんのいうことに、そうかそうかって言えないのかなぁ?!」 えっ?! だって、常識外れな事を言うんだもの。 そりゃーあとわずかの命と思ったときには可哀想に感じたよ。 でもね・・・ 毎日、けんかをふっかけられるのだよ。 たまには買いたくもなるでしょ・・・ 姉は本当に良くしてくれていた。 この1ヶ月半。 先週、ぶち切れちゃったけど。 私は逆らったらダメな立場らしい。 姉に怒られてもだまるだけの母。 私がちょっと注意しただけなのに 「ものっすごい怒られた~っ!」 そう姉に泣きつくのである。 姉も寛大になったもんだ・・・ そして昨日姉の娘(私の姪っ子)が休みで遊びに来た。 「聞いてよ~!!hossyちゃん! おかあさん、ものすっごい私にケンカを売るんだよ! すごいつっかかってくるから思わず買っちゃったよ!」 え・・・ そうなの?! 「ん~ もしかしたら、お母さん、お婆ちゃんに気を遣ってるからあんたにまで 気を遣えないのかもしれないね。。。 ごめんね・・・うちのせいかもね・・・」 「ちがうって!!昔からそうなのっ! 本当につっかかってくるんだよ!」 そうか・・・ 私と母がそうなるように、こちらも同じか・・・ 姪っ子は仕事が終わって帰って姉に言われて家を飛び出したそうだ。 「どこに行ったの?」 「映画!レイトショーをみたの。終わったら2時でそれから家に帰った。」 そう言えば昨日、姉が言ってたな・・・ 「○○子、もう仕事に行った時間だから帰ろうっと・・・」 二人は家で顔を合わせないようにしてるようだ。 「もうお母さんとは口をききたくないっ!」 そうなんよ・・・ 親子ってそうなんだよね。 近すぎる存在。 でも自分じゃない。 私の場合は母が病人だからね・・・ やっぱり私は怒っちゃいけないんだよな。 でもやってもないことをしたとか、殺意があるなんて言われるとカッとなる。 よし! これからは心の耳栓をしよう。← おそい?! もう母を徹底的に病人としてあつかう。 少し大事にしてあげよう。 歩くこともよかれと思ってさせていたけど、本当は負担なのだ。 今日からはベッドまで食事を運ぶことにした。 夜のおしっこもひどいのだったらオムツにしてグッスリ寝させてあげよう。 寝られないから母の中の魔物が顔をだすのかもしれない。 ちょっと優しく接してみるか・・・ よけい不気味がるだろうけどね。 認知症があるから、何もおぼえちゃいないだろうけど。 ただ母の中で私はいつも憎い敵なのである。 自分から自由を取り上げていくから。 それでもいいや・・・ 家の中の空気が重くなっている。 これは浄化しないとね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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