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テーマ:たわごと(26785)
カテゴリ:今は亡き母の話
朝起きて驚いた。
夢をみた。 母の夢だった。 「泊まっていってもいいかい?」 そう言っていつの間にか部屋に来ていた。 「ああ・・・いいけど、明日は送ってあげられないよ。」 そこに母がいたことに驚いていた自分。 母が泊まるなんてめずらしいこともあるなぁって思っていた。 いつもは夢をみたんだけど何だっけ? そんな感じだが、さすがに母がでてきたのに驚いていたのだろう。 おぼえていた。 その時に母がでてきたのがおかしいなんてひとつも思わなかった。 昨日は夜に外に出て星をみていた。 なぜだかそんな気分だった。 亡くなる数ヶ月前からの母の私に対する態度はひどかった。 私は母の敵でしかなかった。 何をするにも私が邪魔をする。 私は母にとって悪でしかなかった。 悲しかった。 子どもの頃を思い出していた。 母の後をくっついて、いつも母がどこにいるか気にしていた。 母を求めていた。 そうか・・・ 私も本当は母が好きだったのだ。 何度となく失望し、傷つき、母を追うのはやめた。 母は母なりに子どもに愛情を感じていたのかもしれない。 孫だってそれなりに可愛がってくれていた。 愛情表現が下手なだけだったのか・・・ 今となって気がついたのでは母も浮かばれないかもなぁ。 もしかして怒ってるかな・・・ そう思って昨日は寝た。 夢に出てきた母はとても穏和な感じだった。 「おこってなんかないよ。」 そう言ってくれているような気がした。 母が亡くなってから夢にでてきたのは初めてだった。 父は母が容態が悪くなったときに私がうたた寝していたときに夢に出てきた。 はっとして目を覚ますと母が虫の息だった。 父が知らせてくれた! そう思った。 夢って本当にメッセージがあるんだと思う。 今はもういいんだから、とやかく思うなって言われたような気がした。 まったく自分の都合の良い解釈かもしれないが。 もうあの病気に冒されている母はいなくなった。 今は父も母も愛だけの存在だと思いたい。 今日は2人の祭壇をひきあげにセレモニーホールの人が朝からやってきた。 本当にこれで一段落。 昨日の宣言ではないが私ものんびりしてはいられない。 気がつけば父母のそばに・・・なんて感じだろう。 生きるのがつらい。 かつてそう思っていた自分はもういなくなった。 つらくしていたのが自分だと分かったから・・・ ほんと、気楽になってアホになりそうだ。 そういえば・・・ 最近、物忘れがひどい((( ̄□ ̄;ガーン) 脳トレしたほうがいいかも。 まじで思う。 ほんと、こわい。 緊張感ないから?! 「あれ・・・あれだよ。」 そんなことばかり言っている。 ちょっと年齢的にまだ早いように思う。 鍛えればなんとかなるだろうか? なんとかしなくちゃいかん・・・・ 「私はだれ?」 それだけはまだ言いたくないものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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