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テーマ:小学生ママの日記(28632)
カテゴリ:こどもの話し
ちゃっかり次男、ようやく5泊6日の合宿を終えた。
昨日、解散前に班ごとに別れ保護者をもてなしてくれた。 そばめしとフルーツポンチだった。 私を見るなりに言った。 「おれ、9月の思いで会に行くから!」 はいはい・・・昨年と同じパターンだ。 大学生のボランティアのお兄さん、お姉さんとじゃれあったり話しをしている次男はとても楽しそうだった。 ぶっきらぼうで面倒くさがりで、あつかましいところがあるのだが、なぜか可愛がられる。 ありがたいことだ。 これって産まれ持ったものなのかもしれない。 食事のあと、この一週間の様子をスライドでみせてもらった。 初日から順番に・・・ 写真の数は5千枚にもおよんだらしい。 一瞬のうちに自分のこどもがいるかもしれないと気が抜けず、けっこう疲れた。 けっこうスピードはやっ! 夫とふたりでならんでみていて 「あ、今の口元のアップは次男だね~ あの服はまちがいない!」 などとやりとりをしているうちに気がついた。 「はい。これが2日目です~ はい、3日目です~ 」 説明されていて汗がでた。 暑いこともあったのだが・・・ 次男よ・・・ 3日間、同じ服じゃね~か~! 多分、親しか気がつかないとは思うが・・・ あれだけいっぱい着がえがあったはずなのに・・・ 途中、手洗いも体験させてくれるってことで服の枚数は制限されていた。 臭ってきそう~ そして、ひとりひとり感想をのべた。 「自分が変われた様な気がする。お世話になった方々に感謝します。」 「僕は何でもできるような気持ちになりました。新しい自分になれたような気がします。」 「普段出来ない体験ができて良かったです。これからの生活に生かしていきたいと思います。」 すばらしい意見を言える小学生に感動した。 「ビバークが嫌だったけど、がんばりました。」 「家ではしたこともない洗濯をするのが嫌でした。」 「野宿は背中がいたくて寝られませんでした。」 「長い道のりを歩くのがつらかったです。」 っていう、感想が多かった。これが普通だろう・・・ そして我が子は・・・ 「家にいるより楽しかったです!」 (≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! おめーだけだよ!そんな感想!(-ω-;)ウーン そして解散して車に乗ると次男はいつになく報告をはじめた。 いつもなら聞いても 「さ~」「ふつう」 としか言わないのに、誰々がどうしたとか小説を借りて読んだとか・・・ 顔は薄黒い。 食事でかまど担当だったから?! 「そうそう、野宿は寝られた?」 「うん。おれ、一番最後に起きた。みんなは5時くらいから起きて魚つってたけど。」 知ってる・・・ やはりか・・・ 私がこっそり見にいった時、あんた、いなかったもんねぇ・・・ やっぱり寝てたか~(≧∇≦) 「座禅は?つらくなかった?」 「いやぁ~ べつに。お願いをしたらたたいてもらえるんだよ。」 そう言えば、スライドで次男がビシッとやっていただいてましたな~ あんまり痛くないらしいけど。 そうだ!! 「そう言えば、あんた、着がえしてないでしょ!」 「したよ~。」 「だって写真見たら同じ服ばっかりだったじゃない!」 「洗濯して次の日に着たんだよ~」 ほんとか?! 私の目には2種類のTシャツしか着ていなかったような気がする。 誰かお願い! 「臭っ!!」 とか言ってやってくれよ~ とにかく次男にとっては何もつらいことはなかったらしい。 合宿が終わることがつらいようだ。 長時間歩くのも夫との山歩きほどでもない。 家では布団からおちてフローリングの上で寝ていることも多いし・・・ 洗濯はあまり着替えないから多くはなかっただろうし・・・ 夏休み中、1日3回のお茶碗洗いもまぬがれて・・・ 毎日遊び相手がそばにいて・・・ 母ちゃんから叱られることもなく そら~ 天国のような生活だったらしい 次男を乗せたまま長男を迎えに行く途中、爆睡だった次男。 話しすぎたのか声がかすれてしまっていた。 どんだけ楽しい5泊だったのかが分かる。 家に帰る途中でスーパーに寄るために起こされた次男。 ようやく興奮がさめたら急に寂しくなったらしい。 目から涙がでそうになっていた。 家に帰っても元気がなく部屋で荷物の片付けをしている間も泣いていたんだと思う。 「こんどはお世話するほうになったらいいじゃない?」 「どうやったらなれる?」 「そうだねぇ・・・高校生のボランティアも前はいたよね?! したいと思えばできるんじゃないかな。」 「じゃ、おれ、ボランティアしようかなぁ・・・」 大学生の子たちは多分、将来先生になりたい人が多いのだと思う。 昨年は保育士をめざしている子達が多かったようだが・・・ 人のお世話ということならどこだって出来るさ。 次男にとっては一緒になって遊ぶことがボランティアってどこか勘違いしているようだ!Σ( ̄□ ̄汗…) 次男を見ていて思った。 この子は何かをもとめて親から離れて行く子だと。 それでいいんだ。 目標なんてかわってもいい。 いつも目標をもつことが大事なのだ。 目標をもたず、夢をもたずに育った私はつらかった。 自分のために夢はもってほしい。 有意義な合宿だったようで何よりだ。 小学校最後の楽しい思い出となった。 しかし。。。 どんだけ、家がつまらんのじゃ~ ( ̄へ ̄; ムムム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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