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カテゴリ:リコーダー
(申し訳ありませんが、音が小さいので、ボリュームを上げて聴いて下さい。) 今日は前回に引き続き、ヘンデルの「水上の音楽」の中から、第一組曲ヘ長調の中から、エアー、ブーレ、ホーンパイプの3曲を紹介します。 組曲では、中間部は短い楽章が続くのが常道だと言われていて、今日の3曲は(中間部の曲なので)どれも短い曲です。 3曲とも、前半・後半をそれぞれ繰り返して演奏する構成になっていますが、忠実に守って演奏すると退屈される恐れがあるので(笑)、繰り返しをせずにさらっと1回ずつ演奏しました。 しかも、3曲続けて一気に。。。(^^; これでお客様が眠くならずに済んだかもしれません。(笑) イギリス王室の舟遊びのために作られたと言われている管弦楽組曲ですが、1717年の記録によると、御座船と呼ばれる王室の人々が乗る豪華な船の後ろで、 別の船に乗った50人からなる音楽家たちがトランペット、ホルン、オーボエ、ファゴット、フルート、リコーダー、弦楽器を演奏したそうです。 テムズ川を往復する間に3度も演奏させられたそうですが、湿度の高い水上、しかも夜間の演奏となると、楽器に与える影響が大きいので、かなり大変だったと思われます。 特に、弦楽器に使われていた弦は、その当時は羊の腸を乾かして作る「ガット」と呼ばれるものが主流でしたが、ガットは湿度や温度によって変化しやすいのが欠点だと言われていたので、この演奏は弦楽奏者にとって受難の時だったのかもしれません。(^^; 次回はいよいよ最終回となりますが、ヘンデルの「水上の音楽」より アンダンティーノを紹介します。 昨日の夜から降り出した雨は夜中に本降りとなり、明け方にはバケツをひっくり返したような大雨に。。。。(*_*; お昼前から小降りになって来ましたが、今年の梅雨は大雨の日が多過ぎます。 早く梅雨が明けますように~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/07/13 01:32:42 PM
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