カテゴリ:他愛ない言葉たち
昨夕 駅まで 出張帰りの主人を迎えに 息子と二人で行った。
夕暮れ時 茜色の空がグレーになり 自然って凄いなんて思って ハンドル握ってた。 駅に着く いつもの午前中の見慣れた駅とは 違う空気感だ。 すれ違うのは学生さん 仕事おわりの人たちばかり。 どの顔も 疲労感と 少しの安堵感漂っている。 私 そんな顔が好きだ。 私が 駅を利用してたいのは はるか昔の仕事の時。 その時も みな仕事の顔を少し残しつつも 家路へと、 もう「家の人」の顔になっていくのが駅や車内なのだ。 その頃の自分も そうだった。 今は 旅行者としての駅、買い物客としての駅だから。 ホームにて、リーマンらしきおじさん二人 缶ビール飲む姿の ほっとした顔 離れがたい恋人たちのせつない顔 仲良しの女性二人の笑顔。 繋いだ小さい手の息子も 新幹線にどきどき お父さんにわくわくの顔で待っている。 きっと私も息子とおなじ顔ね。 着いた新幹線から 吐き出された人たちの中に 主人を見つけると、 いっきに「安心感」があった。 「お帰り」という時の幸せ。 さあ 帰ろう 我が家に。 ご飯ができているよ。 たまには こんな 夜の駅もいい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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