日韓夫婦のヨロカジ日記

私とヒョンニムと姪っ子が１，２月生まれで、あとのメンバーが４，５，６月に誕生日で、チェサも集中するとなると、２週間に一回は何か行事がある、そんなカンノっ子のシデクです。

そんなわけで昨日もチェサの為、朝１１時頃から、ホットプレートを相棒に料理作り。
落ち着きのない性格のくせに、一つのことを何時間でも平気で出来る、以外に奥ゆかしい私。アハ

まだまだ半人前だけど、プレートで焼き物したりは出来る。
だけど、またしてもヒョンニムと一緒。
あんだけ、進行遅いの心配するなら、ナムル作ればいいじゃん・・・。

色々グチや、『内緒だけど～』から始まる話を聞かせてくれた。
本当に興味なし

そして日曜なので、お義兄さんと夫も一緒にいて、リビングでテレビを見ていた。

焼きあがったばかりのチジミと、豆腐と豚のミンチと野菜のみじん切りを卵に潜らせて焼く、小さい平ッべったい物（なんていうの？？良く分らないから、丸っコと名付けよう）を、お皿に入れ、夫とお義兄さんに持っていった。

ヒョンニムが台所に行くのに、部屋を出たときに

「これ、中身が焼けてないよ。中がドロっとしてるし」

と、お義兄さん。

「なんで私に怒るの？！それで大丈夫よ！！」

と、イキナリ怒り出したヒョンニム。

そんなやり取りを、他の部屋でドア越しに聞いていた私。
部屋に入ると同時にヒョンニムは、かなりご立腹。
楽天仲間のKuroちゃんの日記にも書かれた通りの『ハッ』もしくわ『ホッ』と、韓国女性定番の怒りの表現で、息巻いてご立腹。

そして次に

「ムカツク。チェサの食事はあんまり焦げ目が付いたりしてはダメなのに。料理作ったことないのにうるさく言ってきて、ムカツク」

など、かなりのお熱

私は馬鹿なので（笑）すぐその場の雰囲気に流されてしまい、『そうだそうだ！！こんなに頑張って作ってるのに、口だけは小うるさくて、気分が悪いぜ』なんて思ってしまった。

そうこうするうちに、お義兄さんが部屋に来て、

「食べてみた？中から汁でるし、水っぽいよ。」

と、優しく言ってきた。

ヒョンニム：「チェサは、これくらいの焼き色がいいの。それに豚肉は先に火を通してるから！」

お義兄さん：「それにしても、おいしくなかったらダメじゃん。弟（私の夫）も言ってたよ」

あの馬鹿・・・。余計なことを言いやがるっっ

だけど、なんだか雲行きが怪しくなってきて、非常に居心地の悪い私。
もう、心では『焼直せばいいじゃん！！ってか、私がするからさ！！』と、懇願にも似た気持ち。

ヒョンニム：「ねぇ、カンノっ子はどう思う？？私たちちゃんと焼けたの見て取り出したよね？」

と、私に意見を求めてきた。それだけは止めてくれ。第三者として居るのも辛いのに、巻き添えを食らってしまう。
この人は、なんて状況を飲み込めないんだろ～と、イライラしてきた。
そして、ついに

ヒョンニム：「ハッ！じゃぁ、オッパやってよ！好きに焼いてよ！」

お義兄さん：「いくら火を通したとは言え、（既に焼いてある魚を見て）魚は生だったら大変なことになるじゃん！」

ヒョンニム：「全部自分でやれば！！！」

どうしよどうしよ・・。おっとけー。
お義兄さんは、無言になった。これが尚更怖い。そして、すでに焼いていた丸っコを再び焼き上げている。
しかも、大量にある丸ッコのうち、半分は今から作ろうとする分。
しばらく３人の気まずい作業が続きそうだ。
こんなときに、現れない夫が心底憎らしかった。

私はこっそりホットプレートの火力を最大に上げ、焼き色だけでもつけようと頑張った。
そんな私の小細工も甲を得て、以外に早く終わった。

終始無言で終わり、お義兄さんも、無言で部屋を立ち去る。
やっぱりと言うか、やれやれと言うか・・。ヒョンニムは顔を真っ赤にして怒っている。
なぜか鼻の下に粒状の汗までかいて。小学校のクラスメイトを思い出した。

「本当気分悪い！！エトセトラ・・・etc・・・」

聞いてあげる健気な私。
それに調子付いたヒョンニムは、以外な発言をした。

「本当は、夫（お義兄さん）と結婚したくなかったの・・別れ話したその日に、家族に紹介されて、実家に連れてこられたの・・」


絶っっっっ対　　嘘！！！

さすがに笑いそうになった。だってさ～、もしイヤなら逃げればいいじゃん。
それに、デキちゃった結婚じゃん！！（笑）
よく言うよ

そんなこんなで、他人の夫婦喧嘩に遭遇してしまった私。
人の振り見て・・とは言うけど、本当犬も喰わないレベルで、夫婦は喧嘩をするんだな～と。

そして、あれだけ私が必要とした夫は、ベッドで寝てた。使えない・・・。

家に帰って、このヒョンニムたちのケンカの一部始終を夫に話した。
話すうちに、つくづくどうでもいいと思った。
あの時は、『こっちだって一生懸命焼いてるのに・・』って思ったけど、今考えると、素直に聞き流して焼き直せば、どうってことないのに・・と思う。

次回から、丸ッコは私に任せて欲しいと切に願う。

そんな結婚したくなかったヒョンニム、現在２人目妊娠中ですから