日韓夫婦のヨロカジ日記

日本から、お母さんと、お母さんの姉の２人が来月ソウルにやってくる
やった～！！
あと、一月以上もあるけど、今から楽しみで仕方ない。

電話でお母さんが、

「この前は、漢江の北側しか行けなかったから、今回は江南方面に行きたい」

と言い出した。
実は江南方面には、２回ほどしか行った事がない。
どうやら、オサレなカフェなどに入りたいらしい。

どこに何があるのか分らないし、どこの駅で降りればいいのかも分らないので、火曜日にフラっと散策に出かけることにした。（大丈夫か不安～・・）

うちの母は、精神年齢が２３歳なので（笑）、旅行に行っても、買い物命だったりする（笑）カフェ命
そして、来月のソウル旅行に関しても、また一つ名言を作っていたようだ。

マズくても、雰囲気でお腹を満たすことが出来るらしい・・・。

だけど、焼肉は、おいしい店に連れて行け！との指示。
やりにくい客・・・。

そんなやりにくい客だけど、来韓が待ち遠しくて仕方ない。
文字通り、指を数えて待つ私。

この電話のやり取りは、先週のチェサの時に行われたんだけど、気分上昇の私は、夫の親戚全員の前で自慢した。
何が自慢なのか知らないけど、誇らしく言った。

すると、親戚一同が

「江南？カフェ？そんなもの何の意味もない。お金使って、時間をムダに使うだけだ」

と、口をそろえて言う。
この時点で、なぜか泣きそうな私。
きっと、ものすごい憎たらしい目をしてたと思う（笑）だって、憎らしかったんだもん・・。

「旅行に来てまで、そんな無駄なことせずに、山に登れ」

はい？？登山ですか？？

「山に登って、ソウルの景色を見たら感動するし、山登りは楽しいし、空気はきれいだし、いいことばっかりだ！！」

・・・らしい。
じゃぁ、毎日行けば～？（←クレヨンしんちゃん風に）


「うちの母は、山登りは興味ないし、山登りに韓国に来るわけじゃありませんから～（薄ら笑いで）」

この時点で拍車が掛かってきた私。
そもそも、日本にはMOUNT　FUJIがあるﾌｼﾞﾔﾏ ﾌｼﾞﾔﾏ
何かが弾けた私は、

「大体、母はヒールしか持ってないし、山登りなんかしたらブランドカバンが汚れるじゃないですか（またしても薄ら笑いで）」

言えたっっっ！！！

もちろん自分でも、生意気な小娘発言だと思う（笑）
もし、身近でこんな憎たらしい発言する小娘居たら、殴ってると思う、３秒で・・

だけど、仕方ない。
この人たちは、自分の意見が一番正しいと思っているから。
そして、この人達の中では、いや、韓国の中では、登山は一番の娯楽だと思っているから。

見かねた夫が

「日本人と韓国人は、考え方も違うけど、何より世代が一世代違うんだよ。だから、俺らの世代が、ちょうどカンノっ子の両親と同じ世代なんだよ」

と言うと、一同納得？！とりあえず、放棄してくれた（笑）

そのことを母に伝えると、

「登山？？ハハッ・・死んでしまうわ」

こんな答えが返ってきた。居たよ、ここに小娘が・・・

何はともあれ、夫の家族・親戚は、日本から来た、新世代の未知の考えを持った嫁と、プチバトルを繰り広げることとなりそうだ。

ちょっと前までは、泣いたりしてた私だけど、２級程度の韓国語で気持ちを伝えることを決意した。
好きなものは「好き」と言える気持ち、抱きしめてたいじゃん？？SONG：牧原のりゆき・・・。