日韓夫婦のヨロカジ日記

ついに私まで就職活動することになった。
別に生活に困ったわけじゃなくて～・・・・とか言いたいけど、実際生活苦から、私ものほほんとしていることが危うくなってきた為だ。

とは言っても、私には何もない。
だけど、「やる気のある人」と言う項目に、自分の全てを無理やり収め（笑）面接に出向いた。

面接時間を待ってる間に、お茶が運ばれてきた
「緑茶です」と言って出してくれたお茶を、頂こうと思い、コップの中を覗くと、そこには水に浮かんだだけの茶ッ葉があった・・・。
もちろん水の色も透明。
ある意味、茶柱立ちまくりの縁起の良い粗茶お茶だった。

飲まないと悪いと思った私は、前歯で積止めを作り、コップの中で、ありえないほどブサイクな顔をしてお茶をすすった。
こんな気を使う日本女性、いや、大和撫子と言ってもよいほどの私を雇えば、職場に花が咲き乱れること間違いなしなんだけどさ

そして、何の取り得も、秀た容姿も、学歴もない私が、今まで世の中を渡ってこれた秘密兵器である、愛嬌を持ち出して面接は始まった。

だけど、韓国人（特に４０歳前後の未婚女性）には通じない。まったく私が滑稽でヘラヘラした頭カラッポの女にしか写っていないようだ。
私から愛嬌を引いたら、残るものは何もない・・・ので、終始ヘラついた態度で一貫した。
こんな頑なな態度も、「粘り強さ」と言う長所に、ならないこともない？！

まぁ、結果は「不採用」なんだけどさ。理由は、四大卒業じゃないからだって～。（他にもあるんだろうが）
じゃぁ最初から書いといてくれ！って思ったけど、仕方ないよね。
今更、短大卒を変えることは出来ないしさ。

まぁ、ゆっくり自分に合った仕事が出来ればいいなと思う。

それに・・・結婚してからのここ何ヶ月。働くこともせず、家でウダウダ過ごしていた私は、「働くこと」にすごく不安を覚える。あと、面倒くさいってのも、大部分を占める・・・。
自分は今まで、どうやって仕事してたんだっけ？？？と、自問自答してみるが、わからない。

そもそも、かなりのインドア人間な私の趣味は、家でチョコマカすることだったはずだ。
それをブランクもあって、外国で就職なんて、よく考えれば考えるほどに、末恐ろしい。

なので、不採用といえど、２％くらいはどこかで安心している。ちょっと負け惜しみチック？？

こうして私の韓国初体験・就職活動は幕を閉じた。