日韓夫婦のヨロカジ日記

前回の日記では励ましのメッセージや、日本に住むに当たってのアドバイスなど頂き本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます☆

さて、日本行きを決定したものの、何一つ準備されてないのが現状である。
なのに忙しぶった今日のタイトル・・・。
気は焦っているのですよ、こう見えて

とりあえず、私たち夫婦は、いつかソウルに戻ってくることを考えているので、ひとまずの家財道具はシデクに置いていくことにした。
まぁ、海外引越しのあまりの高値に手も足もでなくなってしまったのが本音だが・・。

電化製品に至っては、長くずっと使えるものを・・・ってことで、結構よい品を使っていた。
私としては、冷蔵庫と洗濯機以外のものは全て持っていきたかったが、海外引越しを使わない身としては、不可能な願いとなってしまった。

だってさ～、今使ってる電子レンジだったら、ケランチムとか韓国料理がボタンひとつで調理できるし、炊飯器だってサムゲタンとかキムパッとかも作れるだよ～。
まず日本じゃ売ってない品だし、貧乏な我が家において、唯一人に見せても恥ずかしくない物だったのに・・・。

郵便局から船便で荷物を送るつもりだが、本気でレンジと炊飯器とオーブンを送ろうか考え中。

そんな感じで準備をしなければいけないことは山済みだが、私の気持ちは驚くほどソウルに未練タラタラである。
自分でも一番驚いていることだけど。

きっと在韓の友達の影響が大きいんだと思う。
私が辛いと思ったことは、大体みんなも辛いと感じてることで（笑）あ・うんの呼吸で分かってくれる。
それが何よりも韓国生活でうれしかった事であり、時には夫よりも頼りになるものだった。

日本は違う意味で楽しみだけど、韓国生活で得た友達は格別のものだと思う。
果たして今の私に、日本の友達と付き合えるか？と言ったら少し悩んでしまう。
大親友は別としてね。
私が日本で生活しても、他の夫婦とは事情が違うし、いろんな差異があると思う。

在韓の友達や、同じような立場の友達に、シデクの愚痴や韓国の愚痴を言っても、身をもって理解しているだけあって、盛り上がるし笑ってすまされる。
が、日本の友達には話す気にもなれない。

以前に、日本の友達にチラッと漏らしたときの反応が

「うそー！！ありえない！！私なら絶えれない」
「すごいね～、韓国。私は出来ないわ」

との様なことを言われ、無意識に韓国と韓国文化を守ってしまった（笑）

もうこれは、同じ境遇の人間にしか分からない、微妙な乙女心であろう・・・。

そんなわけで、いつの間にか、三月も半ばになり、行動を開始しないとな～と思ってるうちに時間だけが過ぎていくのです。

やれ、残り少ないけど、今まで行った事なかったソウルタワーとか、漢江沿いとかTHE　KOREAって感じのお出かけをしようと思う今日この頃。