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テーマ:韓国!(17288)
カテゴリ:日本生活
またまた日にちが開いてしまいました・・。
前回、センスの悪い男(通称ダサ男)が、曲者と書いたと思う。 久々に曲者に会い、ネタが出来たと喜んでいた前回の私。 あのブログを書いた次の日から、夫はセンターに通い始め、日本語教室にも席を置いた。 するとどうだろう。 ダサ男などをネタに、ブログ一回分を処理できない事態が起きたのだ。 要は、ダサ男が褪せて見えるほど、他の人たちのキャラが際立っているのだ。 そりゃ、もう燦々と輝いているのだ。 まず、一人で通い始めたその日、仕事が終わった私と一緒に電車で帰った夫。 初めて行った日に知り合った韓国人と一緒にお昼を食べ、色んな話をしたそうだ。 その韓国人(ソウルで同じ区に住んでいた子)が夕方頃帰宅し、そこから夫が一人で勉強をしていたらしい。 6時を回った頃から、徐々に仕事を終えたいわゆる団塊の世代のおじ様方が来て、英語を習ったり、語学習得に向けて勉強をし始めたらしく、少々にぎやかになってきた模様。 そんな中、一際うるさいおじさんが居たそうな。 彼は半パンで、到底サラリーマンとは思えないほど薄汚れており、夫は『ホームレスが、暑さをしのぎに無料施設にやってきた』と思ったらしい。 そのオジサンは、来る人全員と知り合いらしく、挨拶をしたり、おしゃべりに講じる様子。 うるさいな~・・と思いながら勉強を続ける夫に 「隣いいですか??」 と言い、座りだすオジサン・・。 そこからは彼と夫のエクスチェンジである。 胡散臭いオジサンと思っていた夫は、恐る恐る会話を続けていたらしいが、驚くことに彼の日本語の教え方はハンパじゃなく上手で、夫の日韓電子辞書を駆使し、完璧な教鞭をとってくれたらしい。 さらに驚くことに、辞典にも載っていない言い回しを説明する時は、これまた完璧な英語で教えてくれるらしく、夫は感動したそうな。 最後に、オジサンとメルアド交換をし、また会ったらよろしくと言い、2人で別れたらしい。 『○○さんとエクスチェンジをすると、3ヵ月後にはかなり日本語ができるようになると思う』と夫に思わせるほどの力量の彼。。。でも、見た目はレスってる。。。何者?! そんな彼から、夜にメールが入ってきた。 こんばんわ。ミッチー○○(←苗字)です。 ・・・・フレンドリーだわ。とっても(笑) メールの内容は、至ってノーマルなんだけど、出だしでインパクト強すぎて、ミッチーがどんな人物なのか把握できないのが悔しいわ~。 そんなミッチーを筆頭に、面白い個性的な人が多くて、日本語の授業のクラスで一緒のロシア人のご夫婦や、なぜか広島の音楽大学に留学している韓国人で夫と同じ年の韓国男児や、5ヶ国語がしゃべれて、6カ国語目となる日本語を習いに来ているインド人などなど・・。 正直私も、毎日通いたいくらい惹かれるのだ。 まぁ、韓国人の彼が、なぜヨーロッパでなく、百歩譲って東京でもなく、日本の一地方都市である広島の音大にわざわざ音楽留学しているのか、イマイチ理解に苦しむが・・・。 そんな愉快な場所に夫は通い、日々日本語を頑張っているのだ。 ちなみに、授業中に、ペアに手紙を書くって課題があったらしいが、夫は音大の韓国人とペアになったようだ。 夫のノートに、「キム へ」とか「パク へ」と、書かれた紙切れを発見。 韓国じゃ苗字で呼び合うのもタブーなのに、日本では、さん付けも無しに苗字の連呼!!! なんか面白かった。 ちなみに、日本語クラスで、 「毎回、笑いを取るんだ。みんな大爆笑!」 とか言う夫を見ると、調子に乗ってるな、コイツ・・と思いながらも、寛容な心で接しているよき妻カンノっ子なのだ。 国際センターは、個性的な人が多いのは確かで、話題に事欠かない人が多いのだ。 まぁ、このノートを(日本語勉強ノートの裏表紙に書いてあるのだ。)クラスメイトに見られた夫も、同じく「個性的な人」の一人として、各家庭で話題になっているのではないか??と踏んではいるのだが。 ↑夫が書いた、自画像とメッセージ。 クラスメイトに突っ込まれ「妻が書きました」と言ったらしいが、間違いなく日本語の先生にはその嘘はバレてるであろう筆跡。 しかも、自分のニックネームすらマトモに書けていないのだから。。。 そんなわけで、また明日も笑いを取り、日本語を勉強しに、夫は出かけていくのだ。 私も韓国語でも習おうかな。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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