とっても久しぶりの日記です。

こないだの日記には沢山の暖かい書き込みありがとうございました。

私はかなり元気になりました。

本当に今週は怒涛の様な１週間でした。

日曜の夜中に眠りをつく電話が突然の不幸を知らせるものだった。
彼氏も私も呆然としてしまいました。
今でもあの日の事をはっきりと覚えている部分と、ボンヤリ覚えている部分と、本当に夢の出来事の様だった。


いつも、強い男だと思っていたけど、声をあげてワンワン泣く彼氏を抱きしめると、その哀しみが染みる様に伝わってきて二人で抱きあって泣きました。

誰も予期していなかった突然のお別れで、誰もが悲しみと現実についていけない様な状況。

本当に誰がこんな事が起こると予想できただろう？

神様って何て意地悪なんだろう、と思ってしまった。

彼氏はその夜は泣き疲れて寝ちゃった感じで、私はチケットの手配をインターネットでしていた。

チケットの手配が終わっても、色んな事を考えるとどうしても眠れなかった。


月曜の朝、私が起きた時は彼氏はもう起きていて、少し平静さを取り戻せていた様な気がした。

そんな姿を見るのがとっても辛かった。

結局、私がしっかりしなきゃと思っていたのに、私の方が表面上は落ち込んでいた。


空港に見送りに行った時も、私だけずっと半泣き状態で、ちょっと情けなかった。

でも、どうしても彼氏や彼氏の家族の気持ちを考えると涙が出てきて止まらなかった。


彼氏を送り出してからは、お花の手配やら、お悔やみのカードを出したりしていた。


仕事の都合や経済的な事があるので、色々考えてたけど、私も来週彼氏の実家に行く事にしました。


ハワイで一人ウジウジ色んな事を考えても仕方ないし、ママが「いつでもwelcomeだから、気にしないでおいで」
と言ってくれてるし、仕事だって帰ってきてからモリモリやればいいかと思える様になった。


というか、仕事の事がどうでもよくなった。
今はやっぱり彼氏の側にいたい。
何も出来ないかもしれないけど、側にいたいと思う。


決めるまでは色んな事を考えたけど、決めたらとってもスッキリ。



彼氏が一番尊敬している人。そして誇りに思っている人。
こんな父親になりたいと思ったに違いない人。

お墓参りして、彼氏の事やママ、妹、孫達を見守っていてねとお願いしなきゃ。


Telの向こうの彼氏は少しずつ現実を理解していって、自分なりに消化できている感じで元気になっているようです。

今は彼氏も心配だけど、ママの事の方が心配です。


彼氏は元々、メソメソするのが大嫌い。
だから、何も言わないけどTelで話していると、嫌でも伝わってくる、彼氏の心の痛み。
少しでも和らげてあげたいと切に思う。


そして、私を必要としてくれているのがすごく分かる。
これも、言葉に出して言わないけど、話をしているとすごく分かる。

何だか皮肉な話だけど、今回の件でお互いの大切さみたいなものをすごく思い知らされた。

そして絆がすごく強くなった。

こういう風に思うのは不謹慎かもしれないけど、これがパパの私達への最後のプレゼントだったと思いたい。

きっと、夜空を見上げれば大きな星が私達を微笑みながら、見てくれているに違いないから。