カテゴリ:コラム
決勝トーナメント進出をかけたブラジル戦が近づいてきた。2点差以上での勝ちが最低条件だとか。実現可能性はあるのか?一応見届けよう。
僕の人生においても、こういう条件戦を戦った思い出がある。 大学3回生の秋、学生麻雀最高位戦の決勝戦の最終戦の南4局のことだ。優勝するためには、1300・2600のツモあがりまたはトップから3900の直撃が必要だった。 対面のトップ目が優勝を争っている相手だったので、直撃の可能性はよっぽど早い巡目でない限り不可能な状況。配牌はドラもなく、カンタンに高得点ができる形ではなかった。しかし、あきらめずになんとかあがるのだという強い意志を持って手を進めた。 長いイーシャンテンの末、15巡目にピンフ手をテンパイ。6,9ソウ待ちで、リーチしてドラの9ソウをツモるしか優勝のチャンスはなかった。 当然、即リーチ。あと2回のツモに全てを賭ける・・・。 誰も危険牌を切らないが、実はどこからあがっても逆転はない。2回のツモだけに期待を寄せる。イーシャンテンの時から、手には汗がにじんでいる・・。 そして数分後、奇跡は起こらず流局で終了。僕にはそれだけの天運がないということだったのだろうか。涙が頬をつたう。僕は準優勝に終わり、関西へ優勝の報告はできなかった。 うーむ、文章で勝負の緊張感を出すのって難しいもんですね。お、ブラジル戦の放送が始まった。自分では実現できなかった「奇跡」を見せて欲しいものだ。 決勝Tに進めたらWBCのとき以上の奇跡だろうが、同じ年にそういう出来事が起こるところを見たいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 23, 2006 03:42:19 AM
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