河内のおっさんの部屋

　今日はサークルコンペで、滝野ＣＣ迎賓館コースへ。ホテルを出るとき、えらい雨だったが到着する頃には小康状態に。終了までなんとか天気はもった。

　受付で「PARGENさん、今日はどえらいメンバーやで～。」と言われた。そう今日の同組の皆さんは、上級者ばかり。フリーのマージャン店でこんなメンバーを組むことはまずないが、ゴルフでは一緒に周らせてもらえるのがうれしい。なんとか迷惑をかけないようついて行かねば。笑ってラウンドできる余裕はないだろう。何かひとつでもヒントを得たい。
　
　昨日ご一緒したＣさんも今日も参加で、ラウンド前に右腕の使い方のアドバイス頂き大変参考になった。さあスタート！
「今日こそ２度目の１００切りや！！」と意気込んだが・・・。

　出だし２ホールで、連続トリプルボギーの大叩き。すでに心はパニック状態。涙があふれていた。同組の皆さんはパーやバーディー続出。３ホール目のショートでやっとボギーとなり少し落ち着いた。

　その後もあっち行ったり、こっち行ったりと顔は笑って、心は泣いてのラウンドが続き、前半５５、後半４８のトータル１０３。サークル自己ベストは更新したが、当面の目標である１００切りは達成できなかった。しかし昨日に続いて、得るものの多いラウンドだった。技術的なことだけでなく、皆さんのグリーン上での真剣な様子にパットの大切さを学んだし、ティーショットの狙い所もしっかり考えて打っておられた。
　今までの僕は「なんか前に飛んだらええわ」「ちょっとでもホールに近づいたらええわ」てないい加減な考えだったが、今後は、技術が追いついていなくても、もっと考えてやろう。

（以下はサークルの掲示板へのカキコミとほぼ同じ内容です。）
　今日のラウンドは僕にとって忘れられないものとなりました。
　７５、７６、８１・・同組３名の皆さんのスコア。そんな中、僕だけ別世界のようなスコアで、ドライバー飛ばない、アイアン乗らない、１パットあれへんがな。これでもサークルでの自己ベストなんやけど・・。そんなことも頭から消え、必死で半泣きでついていくだけでした。皆さんのプレーを見て、心底「上手くなりたい！」と思いました。

　優勝予想に全く名前が出ない中、９月１日から毎日密かに孤独な練習を続けましたが「ヘタがなんぼ一人で練習しても一緒」との格言通り、なにも上達はなし。優勝スピーチだけ考えていたおっさんに光が当たることはなかった。
　あと４打縮めていたら全ての「富と名声」を手にしていたが、これはゴルフの神様の思し召しかもしれない。「あんなプレイで優勝したらあかん！」てなとこだろうか。




　帰り道、目標を達成できなかった自分への罰として一般道で大阪へ。霧雨の中、今日のプレイを振り返る。まだ仕事までは１時間あったので、港区の練習場へ。５０球丁寧に打ち込む。昼は余りにも左手を被せ過ぎていたのかもしれない。なんか今さらになって調子がいい。しかし練習場とコースでは違うだろうし、なんと言っても基本スイングを身につけることが先決だろう。
　
　８月に９６を出してどこか満足しきった自分がいた。しかし６インチプレースＯＫだったし、短いコースでもあった。サークルで師匠と仰ぐ先輩に「男は９０切らないと人間ちゃうで。」と励まされたので、今後はこの世界でまず「人間」になれるよう、８０台達成を目標にしよう。


「一緒に練習行こうや。」「一緒にラウンドに行こうや。」「ブログ見てるで。」「最近頑張ってるね。」とお声をかけて下さる方が何人もいて、自分のあまりの下手さゆえ『入ってええんかな？』と入会したこのサークルに入ってよかったな～と改めて思える一日となった。