三毛猫レポ
僕は、犬より猫のほうが好きだ。子供のとき、でかい犬に追いかけられてかまれて以来、犬は少し苦手だ。猫は、子供のころ、母の仕事先のお好み焼き屋にもいたし、伊勢の田舎にもいたので、なじんでおり、あまり面倒も見なくていいので好きだ。 トリビアの泉で「三毛猫にはメスしかいない。」というネタが取り上げられていたが、そのことで友人と電話で話しているうちに、三毛猫って何なんだろう?という疑問にぶつかった。 いろいろ調べてみても、いまいちよくわからないのだが、ペルシャ猫とか、アメリカンショートヘアーという、猫の種類名ではなく、どうやら、毛の色が「白、赤、黒、茶」などのうち白を含む三種類の毛色を持つ猫なら、なんでも三毛猫と呼んでいいようだ。 性別がメスばかりになる理由は、遺伝的原因で、三毛猫についてのHPにも、たいてい書いてあった。抜粋してまとめると、以下のようになる。(いくつかのHPの内容をまとめさせていただきました) 猫の染色体も人間と同様に、メスは"XX"でオスは"XY"で、三毛の基礎である色の「茶トラ」などの毛色の遺伝子情報は"X"にしか存在していない。つまり、"X"の遺伝子情報で猫の毛色が決まるので"XX"のメスはふたつの情報の組み合わせで色が決まるので「茶トラ」と「黒」の毛色情報を持っていた場合には三毛猫が生まれ、"XY"のオスは"X"の情報で毛色が決まってしまう為、"X"が茶トラなら茶トラに、黒なら黒に決まってしまう為、茶トラ+黒である三毛猫は生まれません。 ごくごくまれに、オスの三毛猫が生まれる場合がるが、それは両親のどちらかの胚(卵子か精子)に異常がある場合で、確率はおよそ30000分の1である。「染色体異常」として生まれてくるため、繁殖能力がない事がほとんどということになる。 このように珍しい三毛猫のオスは人気が高く、特に、ある航海の時、大しけに合ったのに無事に帰って来る事ができた船に三毛猫のオスが乗っていた事から「航海のお守り」として大事にされるようになったらしい。 夜中のため、とりとめのないレポートとなりましたが、今夜の報告は以上で終了です。