終末医療・見えない旅立ち！

今日は、午後水難事故の近隣の幼児の出棺であり、見送りのため朝一から床屋に行って散髪して貰った。

黄昏富士

床屋の帰りにGHに面会に行ったがター子はみんなで歌を歌ってるかと思いきや気が進まず少し不穏気味で涙を出して泣いてるようであった。散歩に誘い出し理由を聞いた。
子供（孫）が「みんな死んじゃった・・・」と涙を出す・・・？？死んで居ないよ！みんな元気だよ・・・死んだのは近隣のS君だよ・・・と言ったらきょとんとして立ち止まって「う～ん」とほっとした顔つきだ。足取りも軽やかに歩き出して８００ｍを歩いた。GHに戻るや人が変わったように笑顔が戻った。夢を見た様だ・・・せん妄か？妄想？

夕方、4時出棺だ。見送りに近所の人たちが集まって出棺を手伝いして霊柩車に御霊を乗せた。合掌・・・ママが半狂乱で泣きじゃくって出てきた。なんと無常な事だと涙が滝の如く流れ出した。Sの元気な朝の挨拶が聞けないと思うと尚更涙と鼻水でぐしゃぐしゃだ！
諸行無常の響きなり・・・手を合わせ南無阿弥陀仏の念仏で気持ちを落ち着かせ車の姿が見えなくなった・合掌

孫達が公園のプールで夏休み最後を楽しんで帰ってきた。夕飯を一緒に食べる。
食事中、5才の孫娘MOECAが「じじ、かみみじかくした？」と直ぐに気がつく。物事の変化に築く子だと思った。この子は感受性が強いのか周りの人の気持ちをくみ取る子だ。
アイスが食べたいとストレートに言わない。「じじ、あついね！のどかわいたね！じじもすきなもの！A（ア）のつくものたべたいね！」と様子を探る。子供達はこの夏休みで一段と成長したように思う。元気が何よりじゃ・・・と日焼けで真っ黒になった我が孫を膝に乗せて感じる餅のような肌・・・幸せを感じる一時である。ター子の分まで大事にしようこの時間・・・・