|
カテゴリ:気ままな独り言
昨日、えべっさんに行って来た。
私は、「えべっさんに行って来た」と言う。 「今宮戎神社にお参りに行ってきた」とは言わない。 その「えべっさん」には毎年今宮戎駅で下車し、 本殿にお賽銭15円を放り投げ「商売繁盛」を祈願する。 帰りは難波駅まで夜店で賑わう通りを歩き いつもの場所で焼いている「鯛焼き」を10個買う。 数は10個と決めている。 ここの鯛焼きはとっても美味い。 私が子供の頃食べた時と同じ味の「たい焼き」である。 「鯛焼き」を焼くのは、オバチャンで実に見事に焼き上げていく。 オバチャンのその動きにまったくの無駄が無いのである。 鯛の金型に生地をほんの少し落とし、すぐさま餡子をへらでのせていく。 そして今度は生地をたっぷりと注ぎし金型を閉じて反転する。 この一連の動作がワンダフル!ビューティフル!・・・である。 焼きあがった「鯛焼き」を包み勘定をするのがオッチャンの役割である。 このオッチャンの包装から勘定までの作業にまったくリズムが無い。 オバチャンとは正反対で、よくオバチャンに怒られている。 そこがまた面白い。 いい夫婦なんだろうなと思う。 案外、こういうのを阿吽の呼吸というのかもしれない。 このオッチャン、焼きあがるまでの時間に必ずオマケをくれる。 昨日は、餡子とカスタードの2つをおまけしてくれた。 熱々の鯛焼きを頬張りながら二言三言会話をし 1000円を支払いこの店を後にする。 これが毎年の我家のえべっさん参り。 えべっさんには叱られるかもしれないけど、 毎年、鯛焼き買うために「えべっさんに行く」のが本音かもしれない。 えべっさんごめんやけど、 来年もこのオバチャンとオッチャンの鯛焼きが買えますようお願いします。 名前も知らないオバチャン・オッチャン、 来年もまた買いに行くので元気で過ごしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.11 18:21:11
[気ままな独り言] カテゴリの最新記事
|