高田紫央の風水＆気学日記

9日に行われた名古屋国際女子マラソンで、27位に終わった高橋尚子選手。

1972年5月6日生　本命一白水星　月命五黄土星　日命一白水星　傾斜一白水星

一白水星の人は一見もの静かですが、

時として人をアッと驚かせるようなすごいパワーを秘めています。

月命星に五黄土星を持ち、バイタリティも抜群。自分自身との戦いでもある

マラソンは、高橋選手にまさにぴったりのスポーツといえるでしょう。

また一白の人は、おとなしい感じでも、人とのコミュニケーションに長けています。

シドニー五輪で金メダルをかじったパフォーマンスや、

「42.195キロを楽しんで走れた」などのＱちゃん語録、

また彼女のピュアで真っ直ぐな笑顔のファンも多いことでしょう。

ちなみに、シドニー五輪の2000年は、一白水星にとって強運、

目上のサポートの下、ガンガン働くという年でもありました。

今年は一白中宮の年、彼女にとって良くも悪くも結果が出る年なのですが、

残念ながら不本意な結果に終わってしまいました。

彼女の命式をみますと、一白水星がとても多いのが分かります。

座右の銘は「何も咲かない寒い日は　下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。

結果が出ないとき、つらいときにはいつもこの言葉をかみ締めてきたとか。

そう、一白水星は下へ下へと向かうエネルギー。

外には明るく振舞っていはいても、自分の内面へと切り込み、目を向ける星なのです。

それ故、高橋尚子は必要以上に、自分に対して重荷を背負わせてきたのではないだろうか？

彼女のやつれてしわだらけになった顔を見て、思わずそう思ってしまいました。

一白水星の本質は「水」です。

一滴の湧き水が山を下り、やがて川の流れとなって、最後には大海に流れ出るように、

広く大きな世界で他と合流していくことがこの星の人のゴールなのだと思います。

時には、窪みにはまって、よどんで動けなくなることもあるでしょう。

でもいつかきっと、そこから抜け出して、再びまだ見ぬ広い世界を目指して流れていく。

そんな力を持っているのです。

おそらくファンが望んでいるのは、ただ勝つことだけでなく

本当にマラソンを楽しんでいる、高橋尚子の姿なのだから。

方向性さえ定まれば、爆発的な力を秘めている彼女。

今年は年女、そして原点回帰の年。今後が気になるところです。