カテゴリ:心の風水
初夏らしい、さわやかな天気の一日でしたね。
五行分類表というものをもらってきたというので、さっそく見せていただきました。 気学でも木火土金水の五行の分類があるので、とても興味シンシンなのです。
たとえば五穀(小麦=木、黍・ひえ=火、粟・あわ=土、稲=金、豆=水)や、 五畜(鶏=木、羊=火、牛=土、馬=金、豚=水)なんていうのもあって、 このあたりはさすがに気学の分類とはだいぶ違います。 それでも、昔の人はすべてを五行に分けて考え、生活していたのだなと思うと、 何とも感慨深いものがあります。
そして、この五行の関係を考えてつくるのが薬膳なのですが、 奈弥先生の薬膳のポイントはそこではなく、 大切なことは、「みんなで、いっしょにおいしく楽しく食べること」。
そういえば、私が参加した講座のときにも、先生はこうおっしゃいました。 「食事のときに大切なのは、愚痴や不満ではなく、 家族みんなで楽しい話をしながら食べること。 楽しく食べることで、食べ物といっしょに、その楽しい気を吸収するんですよ」と。
そう、大切なのは、理屈ではなくて、心が感じることなのだ。 フランスの三ツ星レストランで修行し、中医薬膳師、国際中医師という、 スゴイ肩書きを持つ、奈弥先生のおっしゃることは、あまりにもシンプル。
しかし、これこそ様々な理論や実践を極めつくして出た、 究極の答えなのかもしれません。
風水でも、 いろんなやり方や秘伝があり、星の数ほどの説があるけれど、 突き詰めていくと、最終的には、自分のマインドを前向きに保ち、 周りと調和をとっていくという、シンプルなことが、いちばん効果的であったりするもの。 私の師である谷口先生も、「大切なのは、自分の気持ちが感じること」と、 いつもおっしゃっています。
薬膳も風水も、もともとは、古代の中国の人が、 「こういうものを食べたら(こういうところに住んだら)、どう感じるか」と、 実験を重ねて体系化された学問。 自分が「感じる」ことが、一番のベースになるのです。
と、おもしろいところに共通点を見つけて、とても納得♪ したのでした。
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