忙しくて日記を書けないうちに入梅してしまいました。
お返事が遅くなっていてごめんなさいね～
昨晩、ちょっと遅ればせながら蕾が沢山あがったフレンチレースの鉢を動かしたら・・・んがぁぁぁぁぁ！
哀れにも半面かじられて液体を垂れ流している蕾ちゃんたち。
慌てて根元を掃除すると・・・うぐぐ、ころころ太ったヨトウムシが！
もうかなり大きくなっていて色も灰茶。
彼らはどうして、人間に見えない側の半面をかじることができるんだろう？
視線を感じる能力が発達しているのか？？気がついたときには貫通してて頭にきちゃう。
虫つながりで、今日はヤマボウシにアメリカシロヒトリらしき巣を見つけて枝ごと切り取りました。
高いところにあったから落としたときに少し幼虫が散っちゃったかな・・・
この季節、雨で油断していると大変なことになってしまいます。油断大敵毛虫千匹。
さて、そんな色気のない話はさておき。
今年もヤマアジサイの両性化を眺める季節がやってまいりました♪
ああ、肉眼で是非お見せしたいこの繊細でファンタスティックな芸術。
写真はすべて１日に撮影しておいたものです＾＾
▲ヤマアジサイ 黒姫
黒姫ちゃんの両性花は紫と緑を青が絶妙に組み合わされた蕾から水色の花が開花して、雄蕊の軸は吸い込まれるような青色。成熟してくると上の写真のように花粉の部分だけが白く浮き上がってまたたく星のようです。
装飾花は花びら（ガク）の先がちょんととがっています。装飾花の真ん中のポチもちゃんと咲きますからね、お見逃しなく
▲山紫陽花 七変化
まろん邸からお輿入れした七変化は、藍色の蕾から大き目の両性花が花開きます。雄蕊もちょっと長めでまつ毛の長い、紺袴の美青年のよう
とても潔い色合いで心を奪われます。
ヤマアジサイの中では成長が遅めかな。
▲山紫陽花 伊予の薄墨
伊予の薄墨が薄墨色になったところを見たことがありません。
伊予の薄墨の両性花は水色と淡いグリーンのカボチャから水色の花が咲きます。
ああ、可愛い
装飾化は少なめで、花弁（ガク）がまあるい感じになっています。
▲山紫陽花 紅
この紅の装飾花は真っ白な花が咲いて少しずつ紅くなっていきます。
紅く染まるころには両性花が終わっていて残念！
両性花は淡い桃色と白のカボチャから白い花が咲きます。
半透明のこのはなはまた格別に美しいのです。
花の大きさに比べると雄蕊の軸はとても長くてエレガントです。
バラは２番花待ちなので、しばらくは山紫陽花を眺めて楽しもう。
せっかくの日曜だけど、今にも振り出しそうなお天気です
