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カテゴリ:独り言
このところ、食品業界での不祥事や健康番組での捏造事件を見ていてトップは何をやっていたんだと、あきれてしまいます。
現場の人や品質に携わっていたスタッフは、どういう気持ちだろう・・・。 悔しくて、悲しいに違いない・・・。 上長の指示に、下のものがNOといえるはずがないのを、トップは分かっているはずだろうに・・・。 怠惰でずさんな考えや管理は、今まで、一生懸命やってきた人の気持ちや生活さえも、簡単に奪ってしまうのです。 一つの事件がおきると連鎖的に次々と似たようなことが起こっています。 異物混入については、すぐの対応のようだったが、賞味期限切れということに対して、会社は危機管理意識を持っていたのだろうか・・・・。 今までどうもなかったからとか、これからも大丈夫だとか言う怠惰な考えが、どれだけの人を裏切ってきたか・・・・。 メーカーを信頼して、長年慣れ親しんだお菓子等を贈ったり、買ったりしていた人の信頼はもちろん、楽しみさえも奪ってしまったことに、どう考えているのだろうか・・・。 自身が以前勤めていた半導体の会社にいたとき、雪印事件がおこり、違う業種にもかかわらず、すぐに品質総点検を実施しました。 その危機管理意識は、退社後の現在別の会社に勤め、品質等を担当している私にも大きな意識付けとなっています。 危機管理とは、様々に事例を対岸の火事としてではなく、自社に当てはめていかに信頼されるものを提供できるか、安心したものを提供できるかを常に考えることだと思う。 それは、トップだけでなく社員全員が持つものだとは思いますが・・・。 そして、健康番組の捏造・・・。 メディアという媒体を通して、莫大な人が見ていてさらに、信頼を得ている番組ならば尚のこと、細心の注意を払うべきだろうと、こちらも情けないばかりである。 ただ、捏造は悪いにしても、その情報にすぐのる視聴者の姿勢もいかがなものかと私は思う。 冷静に考えたり、多少の知識を持つものであれば、わかるものも多いはずである。 すべてを疑え、なんてことはないが、見る側が冷静になることも一種の危機管理といえるのではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 21, 2007 04:07:26 PM
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