いまだ熱愛中
「雅歌」その中でささやかれ、また歌われる愛はキリストと教会の間の相愛と解釈されている。主と私たちはいまだ熱愛中なのです。注がれる愛は、あまりに強く愛を受け止め、身を委ねることこれがその愛に応えうる最大のこと----------------「恋人よ、あなたは美しい。 あなたは美しく、その目は鳩のよう。 おとめたちの中にいるわたしの恋人は 茨の中に咲きいでたゆりの花。「若者たちの中にいるわたしの恋しい人は 森の中に立つりんごの木。 わたしはその木陰を慕って座り 甘い実を口にふくみました。」「恋人よ、美しいひとよ さあ、立って出ておいで。 ごらん、冬は去り、雨の季節は終った。 花は地に咲きいで、小鳥の歌うときが来た。 この里にも山鳩の声が聞こえる。 いちじくの実は熟し、ぶどうの花は香る。 恋人よ、美しいひとよ さあ、立って出ておいで。 岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ 姿を見せ、声を聞かせておくれ。 お前の声は快く、お前の姿は愛らしい。」 (新共同訳聖書より)